無愛想。83 ページ39
沖田side
俺は眠気と戦いながらも会議室へと足を運ぶ。
ったくなんでこうも毎日会議しなきゃならないんでィ。
頭の中でそう愚痴りながら襖を開けると既に隊士達は揃っていて。
土方さんなんかデコに青筋浮かべてやがる。
そのまま血管破裂して死んじまえ。
土方「そぉぉぉごぉぉぉぉ!?テメェは何回言ったらわかるんだァ?いっつもいっつも寝坊しやがって、、!!」
近藤「まぁまぁ、落ち着けトシ。
それよりA見てねぇか?」
「いや、見てやせんけどあいつが寝坊ですかィ?」
隊士達の話によればいつもギリギリで滑り込んでくるらしい。
つまり会議に遅れるなんてことはないらしく。
近藤「悪いが様子見てきてくれるか?」
沖田「へい」
土方「ったくどいつもこいつも、、!」
土方さんの怒りを耳にしながらも俺はAの部屋へと向かった。
沖田「A起きてるかィ?」
なんの躊躇いもなく襖を開けると布団は敷いたままだが、Aの姿はどこにも見当たらなくて。
異変を感じた。
ふと、机のほうに目をやる。
机の上には綺麗に畳まれたAの隊服と、警察手帳、そして手紙らしきもの。
俺はその小さな紙を手に取る。
“今までお世話になりました。”
それは紛れもなく綺麗なあいつの字で。
そこでようやくここにある隊服と警察手帳の意味を理解した。
沖田「近藤さん、!土方さん、!」
襖を勢いよく開ける。
近藤「な、なんだ総悟どうした?」
沖田「Aが、、Aが、ここを出て行っちまった、、」
Aは、真選組を辞めた。
299人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
作者 - ぱーむくーへんさん» 素敵なコメントありがとうございます!そう思ってくださるぱーむくーへんさんが作者はしゅきです^ - ^ (2020年10月4日 1時) (レス) id: 4e64e86f01 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーむくーへん - え、しゅき (2020年10月1日 13時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 背後霊(なりかけ)さん» ありがとうございます、!!ご期待に応えられるよう頑張ります!! (2020年9月15日 17時) (レス) id: cdaa4bb7d3 (このIDを非表示/違反報告)
背後霊(なりかけ)(プロフ) - 作者さん» いえいえ。これからも頑張って下さいね。このお話好きなので! (2020年9月14日 0時) (レス) id: c6a274d481 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - ご指摘ありがとうございます!不快な思いをさせてしまったなら本当に申し訳ありません。ご指摘いただいた箇所は訂正させていただきました。今後も作品を見てくださると嬉しい限りです。今回のご指摘、本当にありがとうございました! (2020年9月13日 0時) (レス) id: cdaa4bb7d3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時:2020年8月28日 23時