無愛想な。2【沖田総悟】

無愛想。78 ページ34

その言葉に目が点になる三人、と私。




え？なんで私もかって？




そりゃなんの前触れもなくブッ込まれたら目が点くらいにはなるだろ。





新八「え、Aさんと沖田さんってそう言う関係だったんですか？」





チェリー新八くんが顔を真っ赤にして聞いてくる。




流石はチェリーだ。




、、私も人のこと言えないけど。




まぁ私女だし？許されるよね的な？




、、ごめんなさい。





沖田「最近だけどな」



銀「ちょっとAチャァン！？
俺報告受けてないんだけど！？どう言うこと！？」





兄さんが私の肩を掴んでこれでもかってくらいに聞いてくる。





「いや、本当は今日行こうと思ってたんだけど、
その、お出かけする予定が入っちゃったから、、」



沖田「てわけでさァ。旦那は二の次」



銀「A、ここまで育ててきた兄さんを裏切るのか、？」



新八「いや、育児放棄してましたけどね？5年間は真選組の皆さんに育てられてますけどね？」





ここは新八くんの言う通りなので何も言えない。
救いようがない。





銀「そ、そんな、、」



「でもまぁ、ありがとう。
兄さんのおかげで今は幸せだよ」





あの時相談に乗ってなければ今の幸せはなかったかもしれない。





銀「、、ならいいさ。
でもまだ結婚は認めないからな！！」





優しい目で頭に手を置いて感動シーンと思いきや、
そんな雰囲気を一気に崩す一言。





「いや、なんでそうなる？」



神楽「A、こんなクソサド嫌になったらいつでも私のとこに来るアル！！Aは絶対私が幸せにするネ！！」





そしてとても天使で男前ななんとも可愛らしいプロポーズをもらう。





「うん、そうする喜んでそうする」



沖田「おい、テメェを幸せにできんのは俺だけでィ。何かってなこと言ってやがる」



「なっ、、！」





唐突に降りかかってくる言葉にどう反応すればいいのかわからなくなる。





銀「あ、あれだな！
俺たち邪魔見てェだから帰るわ！」



新八「そ、そうですね！行きましょう！」



神楽「A泣かせるようなことしたら絶対に許さないからな、！！」





2人は騒ぎ立てる神楽ちゃんを引きずり店から退散して行った。

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