無愛想。68 ページ24
「最近、沖田に避けられてる気がするんです」
近藤さんはその言葉を聞いてここ最近のことを思い出しているのか「んー」と唸る。
近藤「言われてみれば、たしかに最近2人が話したり喧嘩してるとこ見ねェなぁ」
「それで私何かしちゃったかなって考えたんですけど、結局何もわからなくて」
近藤「あいつはよくわからんやつだからなぁ。
昔から内側を見せないというか」
沖田は自分のことを語らないしいつもポーカーフェイスだし何を考えているのか本当にわからない。
唯一思い当たることといえば、沖田が伝えてくれた想いをそのままにしてしまっていることぐらいだ。
「だから、その、、嫌われちゃったのかな、って、、」
言葉にしてみて内心グサリと何かが刺さったように傷つく。
近藤「それはねェと思うぞ?
まぁ気になるなら本人に直接聞くのが一番だろう。
まともに取り合ってくれなくてもしつこく行けばいやでも聞く耳持つだろ」
頭に大きくてゴツゴツした、温かい手が乗る。
父親がいない私にはよくわからないけど、父親の手というならこれが近いんだろうなと思う。
近藤「なるようになるさ」
「、、ありがとうございます」
私は再び沖田のいる仕事場へと戻った。
299人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
作者 - ぱーむくーへんさん» 素敵なコメントありがとうございます!そう思ってくださるぱーむくーへんさんが作者はしゅきです^ - ^ (2020年10月4日 1時) (レス) id: 4e64e86f01 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーむくーへん - え、しゅき (2020年10月1日 13時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 背後霊(なりかけ)さん» ありがとうございます、!!ご期待に応えられるよう頑張ります!! (2020年9月15日 17時) (レス) id: cdaa4bb7d3 (このIDを非表示/違反報告)
背後霊(なりかけ)(プロフ) - 作者さん» いえいえ。これからも頑張って下さいね。このお話好きなので! (2020年9月14日 0時) (レス) id: c6a274d481 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - ご指摘ありがとうございます!不快な思いをさせてしまったなら本当に申し訳ありません。ご指摘いただいた箇所は訂正させていただきました。今後も作品を見てくださると嬉しい限りです。今回のご指摘、本当にありがとうございました! (2020年9月13日 0時) (レス) id: cdaa4bb7d3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時:2020年8月28日 23時