無愛想な。【沖田総悟】 (ページ45)

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無愛想。43 ページ45

林「ごめんね、いつも手伝ってもらっちゃって」

「いえ、むしろいつもありがとうございます」

現在、私は女中の林さんと原さんと夕飯の準備の手伝いをしている。

仕事が早く終わった日にはこうやって手伝うのが日課だ。

原「Aちゃん、お料理上手だから本当に助かるわ」

「そう言ってもらえて光栄です」

2人とも40代らしいがとても若々しい。

こうやって真選組の中に女性の方がいると何かと心強い。

本当にいろいろ助けてもらっている。

例えば、ずっと兄さんや男の人に囲まれて生きてきた私は“生理”と言うものを知らなかった。

だから血が出てきたときはどうしていいのか分からなくて2人に相談すると“生理”と言うものを教えてくれて、いろいろ用意までしてもらった。

あのとき相談相手を間違えなくて良かったと心底安心したのを覚えている。

もし近藤さんに相談してたら大慌てで病院に連れてかれて、そこで女の子の日を知って後々気まずくなっていたと思う。

まぁメスゴリラに生理があったら知ってるかもしれないけど←

そしてこの2人は陽気で、おしゃべりが大好きなわけで。

よくイケメンがどうたらこうたらとか言っている。

林「やっぱイケメンといえばあの三大イケメンよねぇ」

そして今も。