無愛想な。【沖田総悟】 (ページ43)

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無愛想。41 ページ43

「まぁ私も総悟のこと好きだけど？」

これが効果あるかは知らないが今できる限りの反抗をしておく。

沖田「ｯ、！」

一瞬驚いたような表情を見せたもののすぐにいつものポーカーフェイスに戻ってしまった。

くっそ、これもダメなら一体どうすればいいんだよ。

沖田(名前呼びは反則でィ、、)

反抗の術を考えるAとは裏腹に沖田には効果抜群だった。

銀「なにあれ、俺らなに見せられてんの？」

神楽「子ども挟んでやることじゃないアル」

新八「本物のカップルみたいですね、、」

銀「俺は認めないよ？
まだAを嫁には出させねェよ？」

少し離れたところでそんなやりとりをしていることを知らない2人は気を取り直して優斗のご両親を探す。

沖田「にしても見つからねェな」

あれから30分近くは探しているがなかなか見つからない。

「ごめんね、寂しい思いさせちゃって。」

子どもにとって親に会えないのはきっと不安だろうと思い声をかける。

優斗「僕、全然平気だよ！」

そんな思いとは裏腹に退屈のない笑顔を見せる優斗くん。

優斗「Aお姉ちゃんも、総悟お兄ちゃんも一緒にいてくれるから僕、寂しくなんかないよ！」

「優斗くん、、」

なんていい子なんだろう。

こんなにいい子なんだ、
きっとご両親にすごく愛されているに違いない。