無愛想な。【沖田総悟】 (ページ28)

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無愛想。26 ページ28

「あっつー」

久しぶりの非番なわけだが容赦なく日差しが照りつける。

最近まであんなに心地の良い季節だったのに今ではすっかり夏だ。

今日は非番で袴だからまだいいが、隊服を着ている時は本当に暑い。暑くて死にそうだ。

なんで黒にしたんだよ。
おまけに夏服がないとかどう言うことだよ。
と思いながら江戸の町を1人歩く。

行くとこもこれといって決まってないので、とりあえず公園のベンチで休みながら考えることにした。

公園に着くや否やブランコのとこでなにやら揉めている子どもたち。

「どうしたの？」

男の子「うわ、大人かよ！チッいくぞ！」

男の子「お、覚えてろよ！」

なんかよくわからないが私を見るや否や行ってしまった。

神楽「まーたあいつらアルか」

何処かから現れた見覚えのある傘をさした女の子。

「神楽ちゃん？」

呼びかけると青い目がこっちを捉えて抱きついてくる。

神楽「A、！会いたかったアル！！」

「私もだよ」

可愛い、すごく可愛いんだけどね、？
力強いんだわこれが。まじで内臓潰れそう。

女の子「あの、！」