無愛想な。【沖田総悟】 (ページ15)

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無愛想。13 ページ15

沖田「お前ってほんと無愛想だよな」

見廻りをしているとそんなことを言われる。
え？なんで一緒に見廻りしてるかって？
勝手についてくるんだよ。
おそらく仕事サボりたいだけだろうが。
あの沖田に限ってそんなに仕事熱心なはずがない。

「沖田にだけは言われたくない」

沖田の無愛想っぷりは真選組一なのではないだろうか。

そんな人になぜ私がそんなことを言われなければならないのだろうか。
屈辱である。

沖田「まぁたまに怒ったり、こうすれば」

足を止め、私の顎を掴み顔を近づけてくる。

「ｯ、、！」

沖田「赤くなるけどなァ？」

おまけに耳元で喋るもんだから編な感じがする。
顔に熱が集まるのが自分でもよくわかる。
急いで離れて、再び歩き出す。

「その人をからかうのどうにかならない訳」

たまにいきなりこうやってからかってくるのほんとうによくないと思う。
間違いなく心臓に悪い。

沖田「普段無愛想なツラを自分の手で変えるのがいいんでさァ」

ニッタニッタとうざったるい顔をする。

「どんだけひねくれた性格してんだよ」

沖田「そりゃどーも」

「褒めてねェよ」