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扉の向こうにAちゃんがいる。
そう考えただけで胸が高鳴ってニヤケが止まらない。
こんな夜遅くにどうしたんだろう？
扉をゆっくり開くとそこにはAちゃん、とマネージャーの沖田くん。
JM「…どうも。…Aちゃんどうしたの？」
僕に軽くお辞儀をする沖田くんにこちらも頭を下げて、
その隣にいる彼女は何やら浮かない顔をしている。
沖田「Aは明日も日本でのスケジュールがあるので挨拶回りをしてるんです。すみませんこんなに遅くなってしまって。」
JM「あぁそうだったんですね。全然大丈夫ですよ。」
どうやら挨拶回りだったらしい。
それにしても彼女はずっと何かを気にしている様子だけど。
貴方「…あ、ジミンさん、お疲れ様でした。」
JM「うんお疲れ様。明日も頑張ってね。」
貴方「はい。……」
沖田「…じゃあ失礼します。A、行くぞ」
貴方「…うん」
最初から最後までずっと違和感。
Aちゃんも沖田くんもお互いに警戒してる感じ。
2人は僕の部屋を後にするとエレベーターに乗って下に降りて行った。
Aちゃん、マネージャーと喧嘩しちゃったのかな。
はぁ、日本最終日にAちゃんとあれしか会話できなかったの悔しいな。
てかグループトークにあんなこと返信したのも恥ずかしい。なんかカッコつけたみたいになってないか？
……というか、さっきから甘い匂いがするけどなんだろ。
…………はッ！！
忙しすぎてすっかり忘れてしまっていた。
匂いで思い出したけど僕のカバンの中にはAちゃんから貰ったクッキーが入ってるんだ!！
時間的に今食べるのは体に良くないけど、
Aちゃんの手作りなら0カロリー♪
カバンを漁っているとさっき鳴ったばかりの部屋のベルがもう一度鳴った。
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この話書き終わったらネタ集めのためにしばらくここに現れないかもしれません！
占ツクは長編のみなので、短編等に興味あったらTwitterフォロリクしてみてください作者が喜びます
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作者名：二の腕 x他1人 | 作成日時：2023年2月3日 3時
