目指すはククルーマウンテン ページ22
「A、起きて」
まだ朝日が昇ってないうちに
イルミの声で目が覚めた。
「ん、イルミおはよう」
目をこすりながら
ゆっくりと体を起こす
「モタモタしてないで、さっさと着替えて。家に帰るよ。」
ウチ、、？家、、、？
「え、でもイルミ解約したって」
「だから俺ん家。とりあえずさっさとしないと殺すから」
「はーい。」
晴れて恋人になって、
イルミらしくなかったのは
一昨日の夜から昨日まで。
今日はいつものイルミだ。
まぁどっちのイルミも憎めない私は
もう重症なのかもしれない。
「イルミ、できたよ。」
まだボーッとする頭で
身支度をなるべく全速力で
やった結果は15分もかかって
ないのにイルミはとても
不機嫌な顔をしている。
「イルミ、、？」
「万が一、歓迎されなくても何とかするから、Aも俺の為に耐えてね」
「ん？耐える？何に？」
そうださっきまで
頭がボーッとしてあまり
考えてなかったけど、
暗殺一家である、イルミのお家に
行くんだ。
それに今イルミなんて言った、、？
歓迎されなくても何とかするから
耐えてねって
何その私の意見フル無視な感じわ。
いや、待てよ今までだって
こいつが私の意見を聞いてくれた事
なんてないじゃないか！
あぁ、、神様、、私何か悪い事しました？
そりゃ暗殺者に恋心抱いた時点んで
腹くくれや！なんて思ってらっしゃると
思うのですが、なんかもっとこう、、ねぇ？
「ついたよ」
自問自答を繰り返してるうちに
ついた場所は大きな扉？に、
山、山、山、。
「え、なに？イルミ。私をここに棄てる気？」
「何バカな事言ってんの。行くよ」
やっぱり今日はいつものイルミだ。
まぁその方が私も助かる。
見るからに普通じゃない扉を
開け、中に入ると、まず歓迎してくれたのは
とても大きなオオカミ？犬？どちらにせよ
見たこともない化け物だった。
イルミは平然としているから
きっとペットなんだろう。
「イルミ、あれはなに？」
「番犬」
「あぁ、、そっか」
暗殺一家は番犬も普通じゃない
なるほど。
やっぱり今気づいた私は
バカかもしれない。
だってー、、、
こんな初歩から
普通じゃないお宅の
家族に紹介なんてされたら
絶対、本気で、暗殺される！
あぁ、、
恋は盲目ってこう言う事言うのかな、、、。
がんばれ、わたし。
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雪(プロフ) - お返事遅くなり申し訳ございません。実はボチボチ書きながら非表示にして、更新してたからだと思います。これからはメモを使うなどしてその様な事がないように気おつけます！ご指摘ありがとうございます！ (2019年3月14日 19時) (
レス) id: 7ea86bf6e6 (このIDを非表示/違反報告)
ねこまんま - 何度か更新されてるみたいですが、お話が【事実】から進んでませんよー。何かの不具合ですかね( ´･ω･`) (2019年3月12日 18時) (レス) id: ce19fed52e (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - お返事遅くなりすみません泣ありがとうございます！ (2019年1月28日 9時) (レス) id: 7ea86bf6e6 (このIDを非表示/違反報告)
アオクサ - こういう雰囲気のもの好きです！応援してます (2018年12月14日 0時) (レス) id: a5e6fd18d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 | 作成日時：2018年9月28日 8時
