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家に戻るバスの中、いつの間にか外は雨が降っていた。
物凄い勢いで降る雨はまるで私の心を表してるようで。
バスから降りた私は、自分の家ではない他の場所へと向かった。
ピンポーン♪
傘を持ってなかったからずぶ濡れになりながら家のベルを鳴らす。
『はーい？』
ガチャッと開いたドア。
「サラ.....」
『A...！？どうしたの？金髪のところ行ったんじゃなかったの？』
「行ったよ....行ったんだけど......」
その瞬間、目の前が真っ暗になった。
あぁ、倒れたんだ私。
だんだんと意識が朦朧していく中で聞こえる私を呼ぶサラの声。
もう精神的にも全てがボロボロだった。
どれ程経ったかな。
目を覚ますと私は温かい布団の中へ入っていた。
『A?起きた？』
「ん.....」
『すごい熱だったんだよ、うなされてたし...』
携帯を見るともう日付が代わり夕方になっていた。
「ずっと居てくれたの....？」
『当たり前でしょ！あんたがこんな風になってるのに呑気にしてられると思う？』
「っ、サラ......」
なんだか久しぶりに人の優しさに触れた気がした。
『ちょ、ちょっと泣かないでよ』
サラは少し呆れながら、でも優しく私を抱きしめてくれた。
テヒョンのこと気になってるはずなのに、サラからは絶対に聞いてこない。
それが彼女の優しさだから。
「テヒョンと会ったよ.....」
『うん』
サラに抱きしめられたまま私は話し始めた。
「ちゃんと気持ち伝えた」
『うん』
「っ、でもね......フラれちゃった.....」
『....そっか』
「好きだったのになぁ...本当に大好きだった」
『知ってるよAがどれ程好きだったのか。それとまだ好きな事もぜんぶ』
「っ、、、サラ....わたしっ...」
『無理に過去形にする必要なんてないよ。大切にしな？その気持ち』
ポンポン、と優しくわたしの背中を叩くサラの言葉に私は涙を流していた。
なんで全てわかるんだろうサラには。
頭ではもう終わったから忘れろって思ってても、心では彼を求めてしまう。
それがテヒョンにとって迷惑でも。
「っ、まだ好き....大好き...」
『うん、そうだね』
あの冬に彼が私に残したものは辛く切ない感情だけだった。
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メロン(プロフ) - ちょんうささん» こちらの用事なのにすみません、。ありがとうございます！ (2018年2月11日 11時) (
レス) id: a599b6d900 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんうさ(プロフ) - メロンさん» あ、そうなんですね！笑 分かりました(^-^) (2018年2月11日 11時) (レス) id: d98842ba6c (このIDを非表示/違反報告)
メロン(プロフ) - ちょんうささん» 了解です！出来ればピョンテありでお願いしたいです、。今からは無理ですかね…？実は今日お出掛けに行く予定があって…((うざくてすみません。 (2018年2月11日 10時) (レス) id: a599b6d900 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんうさ(プロフ) - メロンさん» 分かりました(^-^) 今日中には作り始められます！ (2018年2月11日 10時) (レス) id: d98842ba6c (このIDを非表示/違反報告)
メロン(プロフ) - ちょんうささん» 良かったです！えっと、主人公とグクはファンから夫婦て呼ばれてる設定でお願いしたいです…。あと、主人公の年齢17か18歳が良いです、。((今からって作れますか?? (2018年2月11日 10時) (レス) id: a599b6d900 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょんうさ | 作成日時：2017年10月10日 6時
