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4年前
回想
(ユンギ×ユナ)
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「ユンギ〜〜前回の数学のテストどうだった?」
『98』
「きゅうじゅう....はち.....?」
『ん、ユナは?』
「あ〜っと、忘れた」
『低かったんだろㅋㅋㅋㅋㅋ』
「あ、またそうやってバカにする」
そう言うとごめんごめん、と笑いながら謝るユンギ。
ユンギは頭がいいから勉強しなくても良い点取れるけど私は塾に行っても中々良い点が取れない。
高校3年の冬、受験真っ只中の私たち。
週に4回塾に通ってる私を毎回ユンギが迎えにきてくれる。
「〇〇大学にユンギと一緒に行く為にもっと頑張らないと」
今日もいつもの様に塾帰りにユンギと一緒に家へ帰っていた。
すると、突然繋いでた手が離されユンギが私の方を見つめる。
「ユンギ?」
『ごめん、ユナ』
「何が?さっきのことならもう怒ってないよ」
『俺、大学には行かない』
「.....え?ちょっと、それどう『本当にやりたいことが見つかったんだ』
「やりたいこと?そんな事一言も....やりたい事ってなに?」
『今はまだ言えない』
「ねぇ、待ってよ何それ......私はどうなるの?」
『ごめん』
「ごめんって...そんな事突然言われたって....」
『.....ごめん』
「やだよ....なんで...」
『ユナも無理に勉強するんじゃなくて自分のやりたい事やって欲しい』
「無理なんかしてないよ、ユンギと一緒に居たいから」
『2時間しか寝てないんだろ、毎日』
「っ、それは私が勉強したいからで....ユンギのせいでもなんでもないよ....ユンギ、」
『別れよ、俺たち』
いつもそうだった。
大切な事はいつも言ってくれなかった。
勝手に突き放して、1人にする。
でも彼の不器用ながらも与えてくれる優しさに惹かれた、大好きだった。
クリスマスを明後日に控えたあの日、私とユンギは別れた。
絶対結婚しようね、なんて交わしてた約束なんて虚しく消え去った。
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メロン(プロフ) - ちょんうささん» こちらの用事なのにすみません、。ありがとうございます! (2018年2月11日 11時) (レス) id: a599b6d900 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんうさ(プロフ) - メロンさん» あ、そうなんですね!笑 分かりました(^-^) (2018年2月11日 11時) (レス) id: d98842ba6c (このIDを非表示/違反報告)
メロン(プロフ) - ちょんうささん» 了解です!出来ればピョンテありでお願いしたいです、。今からは無理ですかね…?実は今日お出掛けに行く予定があって…((うざくてすみません。 (2018年2月11日 10時) (レス) id: a599b6d900 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんうさ(プロフ) - メロンさん» 分かりました(^-^) 今日中には作り始められます! (2018年2月11日 10時) (レス) id: d98842ba6c (このIDを非表示/違反報告)
メロン(プロフ) - ちょんうささん» 良かったです!えっと、主人公とグクはファンから夫婦て呼ばれてる設定でお願いしたいです…。あと、主人公の年齢17か18歳が良いです、。((今からって作れますか?? (2018年2月11日 10時) (レス) id: a599b6d900 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちょんうさ | 作成日時:2017年10月10日 6時