お前に言ってるんだよ！ 2 (ページ14)

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〈ミンツキside 〉

あの出来事があってから明らかに私の体調はおかしくなった。

私の余命もあと一週間。

私は、あと一週間で死ぬ。

死なんて自覚してなかったけど怖いものなんだよね。

でも私はどうしても嬉しいという気持ちが勝ってしまうんだ。

ようやく苦痛から解放されるから。

ようやく楽になれるから。

私にとってはこの世界そのものが地獄だったから。

私の人生を振り返ってみよう。

まず、小さい頃にアストロジア症でアッパを失った。

まだ小さかった私には、それだけでも辛かったのにアッパが死んじゃった衝撃でオンマは

心の病を患った。

私たちにオンマの苦しみなんて理解できるはずもなくいつもオンマは部屋に閉じこもったまま。

でもそんなある日、オンマが部屋からいなくなった。

オッパは学校に行っていて家には、私一人。

夜になってもオンマは帰ってこずオッパは警察に届けを出した。

オンマが見つかったのは翌日。

とある、ビルの屋上から飛び降りていた。

私たちが見たときにはもうオンマの体は冷たくなっていた。

そこから私たちはずっと二人。

親戚は誰も私たちのことを相手にもしてくれなかった。

でも、アッパたちが積み立てておいてくれたお金と、親戚もお金だけは少し送ってくれた

から生活していけた。

小学生になって私はいじめられた。

親無しだって。

学年が上がるごとにいじめはエスカレート。

でも6年生の終わりに突如としていじめはなくなった。

だってターゲットが変わったから。

傍観者として見ているいじめはとても残酷なもの。

私は怖くてその子を助けることができなかった。

こんな自分を嫌ったのはこの時から。

この時から私は誓ったんだ。

もう逃げてたまるもんか。

って。

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中途半端なところで終わりましたが次へ行きます。

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