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『晋助、』









晋「ああ、」









『晋助っ』







 




晋「ここにいる。」









目を開けよう。









『っ晋助?』









晋「ああ、おいで。」









ああ、暖かい









思わず飛び込んだ大きな胸はとても暖かくて





そうだ、この胸が大好きだったんだ








頭を撫でてくれる大きな手が懐かしい。









『晋助っ、晋助っ、晋助!!』









晋「ああ、おかえり。」









涙が出ちゃうよ。









私を待ってくれるのはこの世界でこの人しかいないんだから。






思い出したよ。晋助。









ずっと忘れていた愛すべき名を









そして一緒にまたこれも思い出したよ。









悪しき記憶を

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作者名:スズちゃ | 作成日時:2018年10月9日 17時

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