39 ページ41
なっなんで…………………なんでキスなんか…
それに、「俺ァもうAの兄貴じゃねえ_______」って……
夢の中に出てきた、あの人は高杉晋助?
だとすれば、私は小さい時から高杉晋助を知ってるの?
だめ、断片的な思い出が散らばっては交差してで辻褄が合わない。在り来たりな言い回しをするならパズルのピースがピッタリはまらない。
全て見透かされていた。全てを知る覚悟もできてないことも、殺しを楽しむ知らない自分を受け入れられていないことも。
確かに私は朱雀で剣を習った。でもそれっていつ……?朱雀本邸に居た記憶すらもない。今ある記憶が始まったときはもう既に私は剣を振るっていた。
直感的に、もうすぐ、私が私になる、そんな気がする。
高杉晋助によって。
40人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
焉(プロフ) - うわぁぁぁ!凄い面白いです! (2018年10月7日 13時) (レス) id: 2fa9032b19 (このIDを非表示/違反報告)
高杉紗夜香(プロフ) - とても面白いです!更新頑張ってください!! (2018年1月14日 19時) (レス) id: 47ea433c10 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:スズちゃ | 作成日時:2018年1月9日 4時