【JK】純白の君を想う after 2

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「当たり前でしょう。なんせ元がいいんだから」

「わたしたちも張り切ったしね」

「やっぱり女の子にメイクするのは楽しいわね〜Aちゃん普段はあまり髪型いじらせてくれないから、頑張っちゃった」



ヘアメイクオンニが言うようにAの髪型はいつもとは全然違った。髪が長い時はいつもしっかり固めていたし、短くしてからも邪魔にならないようにしていた。

けど今日は緩く巻いてあったり、編み込んで髪飾りまでつけたり。メイクも俺たちに合わせたアイライン濃いめとかじゃなくて、Aにあったもので印象が全然違った。

そしてもちろんドレス姿は本当に綺麗で。ああAを説得して着てもらって良かったって思う。

他の男も見ると思うと複雑だけど、でもこんな綺麗なAの姿を見ることができるなんて良かった。



「1つ問題があるとすればAちゃんがヒールに慣れてないことね。足元ばっかり気にしてて歩いてる時顔をあげられないみたいなのよね」

「メンバーの誰かに支えてもらえばいいんじゃない？お互い正装してるし違和感ないでしょ」

「それはいいわね。Aちゃん誰がいい？」

「それはもちろん僕じゃない？」



ヌナの言葉にすかさずジニヒョンが前に出る。それに「えー俺もやりたい」ってテヒョンイヒョンも前に出る。



「えっと……」



みんなの顔を見て困った顔をするA。



「あの……じゃあリーダーにお願いします」

「俺？いいけど……」



Aの言葉にジニヒョンとテヒョニヒョンが騒ぐ。

ナムジュニヒョンは俺を見て本当にいいのかって顔してるけど、Aがヒョンにお願いって言ったんだからヒョンがすればいいと思う。

ちょっと複雑だけど、でもAはリーダーにって言ったんだ。その判断は間違ってないと思う。


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