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｢よおおし！頑張るぞ！｣
｢みんなー！集まってください！｣
私がそーゆうといっせいに集まる3年女子
｢少しは疲れ取れたかな？次は位置確認をします！A組女子は校庭の…｣
私は朝礼台の上に立ちながらみんなに指示を出す
あ、こうくん達終わるんだ。
だめだめ！集中集中！
こう｢……(ｸｽｯ｣
｢はい！じゃあ各クラスのダンスリーダーはみんなの前に立って練習通りにやってください｣
私も自分の位置に行くと先生が音楽を流し出した
その音に合わせてみんなで動き出す
｢今日の練習はここまでです！お疲れ様でした！｣
私はそう言い、人が少なくなった校庭で
機材の片付けをしていた。
友達が何人か手伝ってくれて、すぐに終わった
｢ありがとうー！｣
｢いいえー｣
校庭を出ようと歩いたのに、
｢あれ、忘れ物じゃん｣
なぜか校庭に体育の教科書、笑
｢2年B組、香川りょう？｣
あ、サッカー部の人か。こうくんと仲の良い！
届けに行こ
私はフロアの違う2年生の教室へ向かう
あれ、2Bってこうくんいる！！！！！
やったあ、！！
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
｢あのー。｣
うわ、みんなこっち見てる。え、先生おらんよ
この感じ無理いいいいい
｢あ、こはる先輩？｣
｢お、こうくん｣
こうくんは私の名前を呼ぶとこっちに来た
｢どーしたんですか？そんなに俺に会いたかった？笑｣
あながち間違ってないけどさ…笑
｢あ、サッカー部の香川くんいる？｣
｢りょう？｣
うわ、あからさまに嫌な顔しないでよ
｢うん、忘れてて｣
私はそう言い、こうくんに香川くんの教科書を見せた。
｢かして、俺が渡します｣
｢わーありがとー｣
｢てか、先輩、気づかないの？｣笑
こうくんは怪しげに笑うと耳元で
｢こはる先輩と俺の関係、バレちゃいましたね｣
｢へ？あ、やばあい｣
噂になるのが嫌な訳では無い
むしろ嬉しい。けど、
こうくんがそれで色々聞かれたりするの嫌だったし。
｢俺的にはこはる先輩に悪い虫が付かなくていいんだけどねー｣
私は恥ずかしくなって
｢失礼しましたーーーー｣
走って自分の教室に戻った。
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作者名：こはる | 作成日時：2018年7月23日 5時
