彼氏さん大変 ページ4
-こう-
こはる先輩が走って帰っていくのを、
俺は廊下に顔を出して見送った。
自習なうだからハゲいないから良かったわ笑
「こはる先輩かわいい。笑」
俺は先輩が言ったあと教室に戻ると
「こうーーー!!!お前、彼女いたのかよ?!」
「こう!!1人で抜けがけ?!」
「吉岡、先輩好きだったんだね」
「伊藤先輩だっけ?2年にクソ人気だよな」
「そうそう。背が低くて、兎みたい」
うわ。まじお前らウザイ。
こはる先輩の話を他の男子がしてるだけで
イライラする。
改めて思った。
俺って相当、こはる先輩に溺れてるなって。
「吉岡ー?」
「ん?なに?」
「吉岡はさ、こはる先輩のどこが好きなの?笑」
「え、言わなきゃダメ?笑」
「吉岡のこと好きな人いっぱいいるんだよ笑」
え、?
「だからなに。笑」
「こはる先輩のこと教えてくれたら、その子もこはる先輩みたいになれば。ねぇ。」
こいつの語彙力がないのか
俺の理解力がないのか???笑
こはる先輩の好きなところなんて
言ったらみんな惚れちゃうでしょ?
「こはる先輩の好きな所は、言いたくない笑」
「お熱いなー!ヒューヒュー」
んあ?まじかよー
「りょう、やめろよ!、笑」
「あら、こうちゃん照れちゃってー」
りょう、言ったな
「あっれー?最近、彼女さんとはどうなの?」
俺がそう言うと口々に驚きの声が。笑
「あ、こう!お前!//」
王になった気分だ。←
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作者名:こはる | 作成日時:2018年7月23日 5時