水曜定休【BTSビルディング】４

３ ページ41

《side JH》


TH「はいはーい！
容疑者って、俺・・何の
容疑が掛けられてるんですかぁ〜？」

JN「Aちゃんの誘拐、及び・・脅して
無理矢理関係を迫ったであろう、脅 迫 罪！
そして、このワールドワイドハンサムの
顔を苦痛に歪ませた大罪だ！！
僕は、被害者だ！！」


なぜか、ジンヒョンは
顔を手で覆って


JN「Aちゃんを連れ去るという
精神的苦痛だけでなく・・
身体的にも、僕を苦しめるなんて・・
酷すぎると思いませんか・・！？
どうか・・どうか、厳正なるお裁きを！」


って、芝居ががった口調で
言ってのけたかと思うと

ちょっと横に、立ち位置を変え出して・・


JN「おうおうおう！
なんてこったぁ・・こんな
いたいけな青年の、清い心を
傷付けやがって・・」

JH「あれ、二役してるの？」

JK「いたいけなって
・・・痛い系、の間違いじゃ」←

TH「別に、傷付けた
覚えないけど？」


ﾃﾋｮﾝくんが
シレッとそう、答えると

・・あれ、また横に
ジンヒョン、ズレた・・


JN「酷い！Aちゃんと
海の方まで歩いてたじゃないか！！
あんな密着して・・
僕の心はズタズタなんだ！！」


あ・・被害者ターンだったのね←


JN「いいか、目ん玉かっぽじって
よーく見やがれ！！」


あれ・・口調は被害者の方じゃ
なさそうだけど

今回は横にズレてないな・・
面倒になったのか・・？

それか・・
二役してるの忘れてるのか・・(汗)←

ジンヒョンは急に

なぜか浴衣をバッと半分だけ脱いで
肩を露わにすると・・

そこには、桜吹雪ならぬ
ハート吹雪が咲き誇っていて・・


JN「お天道様が許しても
この大岡ｿｸｼﾞﾝ様が、許しゃしねぇー！」


って、言ってるけど・・


JK「・・あれって
遠山の金さんの間違いじゃ・・」

JH「あれ・・裁判長どこ行った」←

TH「大岡とか遠山の金さんとか
若い人たち分かるの？」←読者を心配

JN「あぁ〜もう！
とにかく・・部屋から君が連れ出したという
誘拐に関しては、証人もいるんだ！」


って、ｼﾞｮﾝｸﾞｸと
ﾕﾝｷﾞヒョンを指差してて


TH「・・濡れ衣だよ？
だって、その証人とやら二人が
言い争いしてたから〜危険な場所から
ただ、避難させただけだし〜それに
関係を迫ったって・・
別に無理矢理にとか〜してないし〜
あ、そもそも何かした証拠がないでしょ？」

４→←２

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す