story73 ページ28
ｻｰｯ
少し強めの風が吹いた。
そう思ったら.....
ｺﾄﾞﾓ｢(Aちゃん、早く元気になってね!
また遊んでね！大好きだよ！ みんなより)｣
『みん、なっ』
外で遊んでいたのは、園の子供たちだった。
私への大きなメッセージをもって立っていた。
そして､､､
その横で嬉しそうに顔を綻ばせながらその様子を見つめる園長先生の姿があった。
『っっっ』
私は溢れそうになる涙をこらえて窓を開けた。
『みんな、ありがとう！！
また園に遊びに行くからね､､､！』
私は大きく手を振った。
そして、先生の方に目を向けた。
『(先生､､､会いに来てくれたんだねっ
先生がいなくなって､､､生きる希望をなくしそうになった。
でも、先生の想いちゃんと受け取ったよ。
先生がいてくれたから私はここまでこれた。
先生がいなくて、寂しくてしょうがないけど､､､
先生が救ってくれたんだもん。頑張って生きるね。
だから、先生は安心してね。
親孝行なんて出来なかった､､､すごく後悔してるの、でも、その分これからいっぱい頑張るからねっ
私のこと､､､忘れないでね､､､私、ずっと先生がそばにいてくれてるって思いながら頑張る。
先生に恩返しするんだって思いながら頑張る。
もう､､､私、ひとりじゃないから
先生も、メンバーも、オッパも、近くにいるとか関係なくて、いつも繋がってるんだよね。
ちゃんと分かったよ。ほんとにありがとう。
......先生っ
､､､さようならっ)』
ｻｰｯ
心の中で伝えれば、きっと伝わると思った。
ちゃんと伝わったんだね。
２回目の強い風が吹いた時、先生はもうそこにはいなかった。
"さようなら"本当は言いたくなかった。
でもいつまでも私のせいで先生を縛るわけにはいかないもんね。
多分先生は私にひとりじゃないよって伝えに来てくれたんだと思った。
だから私もちゃんと言った。
『もうっ本当に最後、なんだ......』
『ありがとうございました。』
私は空を見つめながら静かにお別れをした。
先生、園の子供たち、サラちゃん、ジフくん、シウオッパ、メンバーのみんな、
私はもうひとりじゃない。
大切な、大好きな人達がこんなにいる。
それを教えてくれてありがとう。
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ライカ - うわぁぁぁ！涙腺崩壊です！btsの小説の中で一番泣けた作品です！ティッシュ一箱使うかと思った。というか使った。マジで (2020年3月5日 16時) (
レス) id: fdd8afff27 (このIDを非表示/違反報告)
チムチム - ティッシュの箱を横に置いてタオルを右手で持っている始末ww (2020年1月6日 1時) (レス) id: 89e6b2b329 (このIDを非表示/違反報告)
Himari(プロフ) - 萌さん» 嬉しすぎます､､､本当にありがとうございますTT最近かけてないんですけど絶対続き近いうちにあげます！すみません、遅くなってしまって､､､ (2019年5月20日 5時) (レス) id: 6a4eb1ae30 (このIDを非表示/違反報告)
萌(プロフ) - 一気に最後まで読ませていただきました！占ツクでこんなにも号泣できる作品があるなんて、、、今顔面びしょ濡れです( ＾∀＾)笑笑続きはまだありますか？？楽しみにしてます！ (2019年5月19日 22時) (レス) id: a6bdeae8aa (このIDを非表示/違反報告)
Himari(プロフ) - さりなさん» ありがとうございます!!!あと少し全力で頑張りますTT (2019年5月6日 6時) (レス) id: 6a4eb1ae30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茉莉 | 作成日時：2019年3月21日 23時
