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story39 ページ42

私は宿舎を出て事務所に向かった。



記者会見を開くために。



私がテレビに映る最後の時だ。



記者会見の準備は社長にしてもらった。




しうオッパは、、、多分私を心配して止めると思ったから。




だから、メンバーとしうオッパには手紙という最後を選んだ。





よし、ちゃんと伝えよう。



そうして私のアイドルとしての最後の時間が始まった。



『ぺこり



突然このような場を開き、皆さんをびっくりさせてしまったことをまず謝ります。



今日は私から発表があるため、皆さんに集まってもらいました。



........私、ルージュは防弾少年団を脱退します。』




パシャパシャ




私はこの空間が嫌いだ、、、悪いことはしてないけど責められてる気持ちになる、、、





キシャ「それは、なぜですか?」




でも、、、ちゃんと答えなきゃ。伝えなきゃ。



『理由は、、、もう活動を続けられる状態ではないからです。



メンバーとの不仲などそういう事ではなく、私自身がもうアイドルをやっていけないと感じ、このような決断を下しました。』





キシャ「それは、体調不良ということですか?」





『はい、、、詳しくは言えませんが、万全の状態とは言えないため、今までのような活動は無理だと判断しました。




最後に、今まで私を愛してくれたarmy、

そして私のことを大切にしてくれたメンバーの皆、

どんな時も支えてくれた社長を始めとするスタッフの方々、



私がここまでこれたのはこれらの人の支えがあったからです。



心から感謝しています。本当に今までありがとうございました。』




言い切った。ちゃんと。最後まで。




そして私はかなりの間礼をしてその場を後にした。











終わった。私は完全にアイドルをやめたんだ。






これで私の仕事は終わり。






私は重い何かから開放されたような気持ちで園長先生のいる施設へと向かった。









心の奥で感じている後悔という負の感情に蓋をして。

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設定タグ:防弾少年団 , BTS , バンタン   
作品ジャンル:泣ける話
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AYU - ありがとうございます。分かんないけど普通に半泣きしてました。(笑)私もこの話だ〜〜〜〜〜〜い好きです! (2019年10月21日 15時) (レス) id: d871434368 (このIDを非表示/違反報告)
Himari(プロフ) - すぽんじぼぶさん» ありがとうございますTTもう嬉しすぎてどっちも書いちゃおっかなって思ってます笑笑 (2019年3月17日 22時) (レス) id: 6a4eb1ae30 (このIDを非表示/違反報告)
すぽんじぼぶ(プロフ) - ハッピーエンドもバッドエンドもめっっちゃ読みたい、、とりあえず続きがきになるうううう (2019年3月17日 21時) (レス) id: 8998645da4 (このIDを非表示/違反報告)
Himari(プロフ) - アオさん» ありがとうございます(;-;)ほんとに嬉しいです!!!しかも体の心配まで、、、感謝しかないです(><)これからも頑張ります!!! (2019年3月4日 5時) (レス) id: 6a4eb1ae30 (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - このお話大好きです!通知来たらすぐに見に来てます!体に気を付けて更新頑張ってください! (2019年3月3日 22時) (レス) id: f6859f5f88 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:茉莉 | 作成日時:2019年2月3日 21時

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