兄を追いかけて。 (ページ9)

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6.テヒョンオッパと私ページ9

テヒョンオッパを初めて見た時の感想は、｢彫刻｣

一重にしては彫りの深い目元と綺麗な鼻。可愛らしいハート型の唇。

これぞ目の保養ってやつか。。。

そんなテヒョンオッパと私が確実に仲良くなったある一日の思い出を見てみましょう。

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ある梅雨の日のこと。

私は1人で近所の図書館に来ていた。

ナムオッパにおすすめされた本を5冊ほど借りて外に出ようとした時、

「あ、雨だ。。。」

どうしよう。傘持ってないし、近所だから油断してスマホも宿舎に置いてきた。運良く図書カードを入れた財布は持ってる。んー、でもこんな所コンビニもないし、

走って帰るにも本が濡れちゃう。

そうこうしているうちに雨はどんどん強くなってきてしまった。

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テヒョンside

テヒョン「あいごー、雨酷いですね…ミニヤって図書館行ってますよね？」

ジン「うん。1時間前に出てったからそろそろ帰って来るとは思うんだけど…」

テヒョン「あぁぁぁ！ミニヤケータイ忘れてる！しかもミニヤの傘玄関に置いたまま！」

ホソク「マジかー、俺迎えに行こっか？」

ナム「いやそこは俺が兄貴として責任をもって、(ﾓｺﾞﾓｺﾞ」

シュガ「うん。行った方がいい。本借りたとしたら濡れて帰ることは出来ないだろうし。」

そんなヒョン達の会話をぽけーっと眺めるマンネとジミニ。

まてよ、なかなか俺に懐いてくれないミニヤの所に傘を持って現れたら「オッパぁ〜！カムサハムニダぁー！サランヘ〜」ってなって懐くようになるんじゃ！？

テヒョン「いいです！俺行きます！なので、ヒョン達はゆっくりしててください、」

ナム「ごめんな〜、よろしく頼んだ。」

俺は大きめの傘を “1本だけ” 持って宿舎を飛び出した。