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30過ぎて初めてクリスマスツリーなんて買った。
リアリストの父から幼い頃から
サンタはいないって言われてたし
うちのクリスマスはご飯が豪勢なくらいだった、
「ツリーの飾り付けはどうですか?」
JN「見ての通りです」
Aさん家のクリスマスは真逆らしく
1週間前から家を飾り付けていた。
「クリスマスツリーが見つからない」
と言われたのは3日前、ギリギリ24日の今日届いた。
「ツリーの飾り付け楽しくないですか?」
JN「最初は楽しかったけど…」
「飽きちゃいました?」
JN「はぃ、」
Aさんはふふって、小さく笑うと
床に散らばるオーナメントを1つ取って
ツリーに丁寧に飾り付けた。
「クリスマスの思い出を話しながらやれば
少しは楽しさを取り戻せますか?」
JN「Aさんが手伝ってくれるだけで
やる気はとりあえず取り戻せます」
少しきょとんとしてから次は大きく笑った、
「最後まで一緒にやりますね」
.
.
.
JN「………言っときますけど、
Aさんだけですから。。
Aさんじゃなきゃ買いもしません」
「……そうですね、私もジンくんじゃなきゃ
おねだりなんてしませんよ」
そうやってまた、特別の負荷を重たくする。
だけど、
それを嬉しく思う僕は、
とんでもない馬鹿者、
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作者名:くちびる | 作成日時:2020年4月17日 9時