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『…ジミン』




目を開けた先には、やっぱりどこか余裕げなジミンが私を見下ろしていた。

でもその表情はなんとなくいつもの優しいジミンよりも、男を感じさせる目つきで、今更ながらドキリと胸が鳴る。


私の身体を考えてくれているのか呼吸が落ち着くまで色んなところに優しくキスを落としたりじんわりと滲んだ額に付いた髪を撫でてくれる。

暫くして落ち着くと、今度は秘部の直ぐ下へとジミンの指が侵入していく。


不快ではないもののその異物感に腰を引きそうになる。
水っぽい音の原因は間違いなく私から出てきたもので、聴覚までも私に恥ずかしい感情を被せた。




「これ…俺の入るかな」


『…………へ?…あっ、』




壁を優しく擦り始め、慣らされたあと、ようやくジミンもズボンを脱ぎ始めた。




「……脱ぎづらいよ」




眉を下げてくつくつと笑ったジミンの声に、自分が無意識に凝視していたことに気付いて急いで目を逸らした。




『ご、ごめん』


「Aちゃんが怖くならないなら好きなだけ見ても良いよ」


『…やめとく』




小さく答えた私に、また鼻で笑う声が聞こえた。
ジミンはこれから何をするのか分かった上でのこの余裕。


その全てが経験を物語っているように思えた。


衣服が床に落ちる音。
気配が、すぐそばにあるような気がしてゆっくりと目を開けた。

案の定、先ほどと同様私の真上にいるジミンは目が合うと優しく微笑んで頬に触れた。




「……痛かったら言って」


『…うん』




ジミンは自分の腰を引くと、私のそこへ自分のものをあてがった。









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リンゴ酢(プロフ) - ほんっっとにこの作品大好きです😭🫶🏻💕ずっと読んでいたいぐらい文章が素敵で感動でしかないです....💞130号室さんの作品大好きです!これからも楽しみにしています🙇🏻‍♀️💕 (11月9日 0時) (レス) @page46 id: 5c0db9e802 (このIDを非表示/違反報告)
130号室(プロフ) - mmne08171さん» mmne様読んでいただきありがとうございます😢✨ジミン帰ってきてくれーー😭あと数話ですが最後までお付き合いどうかよろしくお願いします💖 (2022年10月22日 21時) (レス) id: e48cc29190 (このIDを非表示/違反報告)
mmne08171(プロフ) - ジミン…どこ行っちゃったのー泣 すごく引き込まれました✨何とも言えない感情です🥲 (2022年10月22日 11時) (レス) @page40 id: 71162c9e08 (このIDを非表示/違反報告)
130号室(プロフ) - Suzyさん» Suzy様読んでくださりありがとうございます✨大事に大事にと作ってるお話なのでそう言っていただけて嬉しいです😢💖最後までどうかお付き合いよろしくお願いします💐 (2022年10月15日 23時) (レス) id: e48cc29190 (このIDを非表示/違反報告)
Suzy(プロフ) - 切ない···涙出ました。情景が···すごく好きです🌿🥲めちゃくちゃ楽しみです✨🥲🍀 (2022年10月15日 2時) (レス) id: f57ab1c531 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:130号室 | 作成日時:2022年10月1日 0時

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