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「別に邪魔とか、そんなこと思ってない」
WZ『…そう』
「だって私ミンギュのこと好きじゃない。私が好きなのはジフンだもん」
WZ『……そう、』
「だからこういうことされると期待する、どんどん期待する、ジフンの嫉妬見るたびに、期待するよ」
WZ『…嫉妬って』
「ミンギュが教えてくれた。私とミンギュが一緒にいるところ見てジフンがムカつくって思うのは嫉妬だって、」
WZ『…別にそれは、』
「じゃあ私がミンギュの頭ふいてるの見たときどう思った？ハグされてるの見てどう思った？可愛い人にミンギュ選んでるの見てどう思った？さっきキスされそうになってるの見てどう思った！？」
どんどん口からでる言葉はカタチとなって、ジリジリとジフンを追い詰める。
気づいたら私はジフンを保健室の壁際へ追い込んでいた。
WZ『…なんか、怖いんだけど』
「わたしバカだから！押したらどんどん押さなきゃダメなの！この前、押してダメなら引く作戦で失敗してるから、どんどん押さなきゃいけないの」
WZ『落ち着けって』
「ジフンにとって、私ってなに？」
WZ『…幼馴染み』
何度も言われた言葉が耳に入る。
「…だけ？」
WZ『…だけじゃない、』
そう言った声は小さかったけど、たしかに私の耳に届いた。だけじゃないって、そう言ったよね？
WZ『俺はおまえのこと恋愛感情として好きじゃないって言ったし、兄妹みたいなもんだって言ってたけど、最近おかしい、』
「…詳しく」
ジフンが眉間にしわを寄せる。
WZ『……別におまえが誰と何しようが俺には関係ないことなのに、気になる、気になって仕方ない』
若干赤くなってる耳を隠すように、イラついた口調でぶっきらぼうに話すジフンが最高に可愛い、愛おしい。
WZ『…こんなこと思っていいわけないのに、おまえに対して恋愛感情なんて抱くわけないのに、』
耳の赤さを隠せなくなってきてるほど、耳を赤くするジフンが可愛い。可愛すぎて思考停止。
WZ『だから、俺はおまえを…』
「抱きついていい？」
WZ『…は、』
「ごめん、無理、可愛い」
WZ『は、ちょっ、まてって！』
完全に気を抜いていたジフンは勢いよく抱きついた私を支えることが出来ず、素晴らしい位置に配置されていたベッドにそのままダイブした。
WZ『…離れろって』
ジフンの背中でぎゅっと結んだ腕はなかなか離れません。ジフンは諦めた様子で、しばらく私のわがままを受け入れてくれていた。
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るる。 - この物語を読んでから、いつも以上にウジ君が頭から消えなくなりました。最高です。これからも、読ませていただきます! (2018年8月5日 12時) (
レス) id: 05d4b4e0c2 (このIDを非表示/違反報告)
ウジ(プロフ) - 待って待って…………ジアンちゃんめちゃんこムカつくーー！！でもこの物語に出てくるジフナが可愛いからこれからも見にきますね…← (2018年8月5日 1時) (レス) id: 3e4a028e58 (このIDを非表示/違反報告)
美織(プロフ) - 展開が面白すぎ…！！てかジアンちゃん聡明なふわふわかわいい系女子だと思ってたらだんだん悪女感でてて事案ですね。(( ほんとに面白いです！更新楽しみにしてます！！ (2018年8月4日 23時) (レス) id: 44de3c0285 (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - いつも楽しみにしてます！！！うじほんとに可愛すぎです、、 (2018年7月31日 13時) (レス) id: 020b3abba6 (このIDを非表示/違反報告)
りりこ(プロフ) - マジで面白いです！ 更新頑張ってください(w^ ^w) (2018年7月29日 15時) (レス) id: d9ed75bc35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いよ
| 作成日時：2018年7月17日 14時
