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友達数人と笑いながらお弁当食べてるジフン。あー、可愛い。飲み過ぎ注意だって言ってるのにまたコーラ飲んでる。後でちゃんと言っておかなきゃ。
一緒に机並べてお弁当食べるの夢だったんだけどなー。ジフンが俺の交友関係に支障きたすようなことはするなって言うから私はなるべく特進クラスに出入りしないようにしてて…
あーあ、ジフンの頭がもう少し悪かったらなぁ。…違う、私の頭がもう少しよかったら……
『……あの、』
柱の陰から中をのぞいていた私は相当不審者だったらしい。急に声を掛けられて少し飛び跳ねた。
「…え、あっ、いや、私はそのっ、…！？！？」
声を掛けてきた相手を見て、言葉が詰まる。
ジフンの彼女だった。
『ジフン先輩に何か用ですか？伝えておきましょうか？』
ニコッと笑った彼女から、それはもう幸せです、私が彼女なんですオーラが出まくっていて、思わず後ずさりしてしまった。
「いや、べ、別にそういうわけじゃっ…」
『私、一度先輩とちゃんとお話してみたくて…』
「へっ？」
言われると思っていなかった言葉が彼女の口から飛び出し、それはそれはまぬけな声が出た。
『ジフン先輩の幼馴染みなんですよね？ジフン先輩のこと色々教えてもらいたいなぁって、』
「…え、あぁ、えっと、」
オドオドしてたら変に思われる。それでもいきなりこんなこと言われたらさすがに動揺する。だってこの子には泣いてるところ見られているわけだし…
『あっ、急にこんなこと言われても困りますよね、すみません…！引き止めてごめんなさい！』
彼女は申し訳なさそうに私に軽く頭を下げた。
「いや、大丈夫…なんだけど、」
『じゃあこれで失礼します！』
可愛い笑顔を見せた彼女は可愛いお弁当を持って当たり前のように2年A組の教室に入って行った。向かう先はもちろんジフンの隣。
当たり前のようにとなりに座って、それを当たり前に受け入れるジフン。
私には交友関係に支障きたすからなんとかって言ってあのとなりには座らせてくれなかったのに。
「……ジフンの考えてることがわからないなー。…こういうややこしいこと嫌いなんだけどなー…」
賑やかな教室とは対照的な静まった廊下に私の独り言はゆっくりと消えていく。
ミンギュの言ってることが正しいとして、それでもジフンの彼女はあの子なわけで、ジフンがそれをやめない限り、私を選ぶことはなくて。
昨日お祭りを開催していた私の気持ち、カムバック……
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るる。 - この物語を読んでから、いつも以上にウジ君が頭から消えなくなりました。最高です。これからも、読ませていただきます! (2018年8月5日 12時) (
レス) id: 05d4b4e0c2 (このIDを非表示/違反報告)
ウジ(プロフ) - 待って待って…………ジアンちゃんめちゃんこムカつくーー！！でもこの物語に出てくるジフナが可愛いからこれからも見にきますね…← (2018年8月5日 1時) (レス) id: 3e4a028e58 (このIDを非表示/違反報告)
美織(プロフ) - 展開が面白すぎ…！！てかジアンちゃん聡明なふわふわかわいい系女子だと思ってたらだんだん悪女感でてて事案ですね。(( ほんとに面白いです！更新楽しみにしてます！！ (2018年8月4日 23時) (レス) id: 44de3c0285 (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - いつも楽しみにしてます！！！うじほんとに可愛すぎです、、 (2018年7月31日 13時) (レス) id: 020b3abba6 (このIDを非表示/違反報告)
りりこ(プロフ) - マジで面白いです！ 更新頑張ってください(w^ ^w) (2018年7月29日 15時) (レス) id: d9ed75bc35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いよ
| 作成日時：2018年7月17日 14時
