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SY『俺の祭り！俺のための祭り！！』
ジフンの彼女と少し話して、モヤモヤした気持ちが続き早数週間、私の大嫌いな祭りがやって来てしまった。
ジフンの可愛い嫉妬が見られたのもあの日だけ。あれから何の音沙汰もなく、ジフンと接点のないつまらない毎日を送った。
ミンギュとどれだけ仲良くしようが、ジフンにその情報が伝わらないなら意味がない。
SY『体育委員！しっかり仕事しろよ！』
照りつける太陽と、その太陽に負けないくらい眩しい笑顔を輝かせているスニョン。気合い入れのためにクラス全員で作ったハチマキが似合うこと…
SY『おっしゃー！G組絶対優勝するぞー！！』
グラウンドでそれぞれのクラスが束となり応援合戦やら、何やら繰り広げていく。その中心にいるのがスニョンで、その男気溢れる姿に惚れ惚れしている女の子もチラホラ…
MG『A先輩っ』
まだ何の競技もしていないのに、すでに足の力が抜けて木陰にしゃがみ込んでいた私の隣にやって来たミンギュ。
「学ラン似合うね、」
応援合戦用の学ランを着ていた。スニョンのハチマキといい、ミンギュの学ランといい、それはまぁ似合うこと…
MG『かっこよく応援するから見ててね！』
「写真撮ってあげるから後で彼女に送ってあげなよ」
MG『えっ、ほんとに！？A先輩俺のマスターになってくれんの！？』
「今日だけね」
一応ジフンの姿をと思い持ってきた一眼レフだったけど、今年はミンギュを撮るか……
SY『おまえほんっとにやる気ねえな！』
スニョンが私のハチマキを投げてきた。
「お祭り男クォンスニョンさん頑張ってください〜」
SY『Aは今日、サッカー、バスケ、あと借り物競走に出てもらうから！知ってると思うけど！』
「聞こえなかった、何も聞こえなかった、わたし何も聞こえなかった」
SY『人数少ないところは体育委員で補うって決めたじゃんか〜！それから競技ないところも係の仕事あるって忘れんなよ！ってことでファイティン！！』
スニョンの言葉が頭に入らない。聞き流した。私が種目決めで何も聞いてなかったのが悪いんだけど、でもこんな、こんなことって…！！！
MG『さっ！A先輩、最初はサッカーですよっ！頑張ってくださいね！！！』
ミンギュに無理やり腕を引かれて私は大嫌いな体育祭へ参加することとなった。
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るる。 - この物語を読んでから、いつも以上にウジ君が頭から消えなくなりました。最高です。これからも、読ませていただきます! (2018年8月5日 12時) (
レス) id: 05d4b4e0c2 (このIDを非表示/違反報告)
ウジ(プロフ) - 待って待って…………ジアンちゃんめちゃんこムカつくーー！！でもこの物語に出てくるジフナが可愛いからこれからも見にきますね…← (2018年8月5日 1時) (レス) id: 3e4a028e58 (このIDを非表示/違反報告)
美織(プロフ) - 展開が面白すぎ…！！てかジアンちゃん聡明なふわふわかわいい系女子だと思ってたらだんだん悪女感でてて事案ですね。(( ほんとに面白いです！更新楽しみにしてます！！ (2018年8月4日 23時) (レス) id: 44de3c0285 (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - いつも楽しみにしてます！！！うじほんとに可愛すぎです、、 (2018年7月31日 13時) (レス) id: 020b3abba6 (このIDを非表示/違反報告)
りりこ(プロフ) - マジで面白いです！ 更新頑張ってください(w^ ^w) (2018年7月29日 15時) (レス) id: d9ed75bc35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いよ
| 作成日時：2018年7月17日 14時
