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「…以前の私は、どんな風にジフンと会話していましたか。」
SY『昨日普通に話せてたじゃん』
「二人になった瞬間、冷や汗が出てきて、あれ？何話してたっけ？ってなって、もうそこから頭が真っ白。6階まで全力で階段駆け上がったのはじめて…ジフンに触れることの出来ない世界がこんなに息苦しいなんて…！！！！今までなかった分厚すぎる壁が私たちの間にドーーーーンと立ちはだかってる感じ…？」
SY『次、英単語テストあるよな、勉強していい？』
教室にいるほとんどの人の手には英単語帳が。開いていないのは私だけ。
「別に小テストで良い点取れなくても、学期末で挽回すればいいだけの話」
SY『なんでそんなに余裕なの？』
「だって私は秀才天才イジフンに勉強を教えてもら……！」
えないんだ、もう…………。
SY『…自爆したな』
悲しみが身体中を駆け巡って、どんどん自分が液状になって溶けて行く。
SY『そのどんより悲しみ憂鬱気分はスポーツで晴らそうぜ』
「……なに、スポーツ…？」
SY『毎年この時期にやって来る年に一度の俺の祭り！！！そう！！体育祭！！！！』
体育祭………
「………あぁ、興味なし。」
SY『この俺が全力で優勝へ導いてやるぜ…』
「勝手にやってくれ。去年だってろくに競技に参加しないでひたすらジフンの勇姿を一眼レフに収めてたし、今年も活躍するであろうジフンの勇姿を一眼レフに収め……！」
られないんだ、もう……………。
SY『すごいスピードで2回目の自爆したな』
可愛い可愛いジフンが、かっこよく走る姿も、友達と仲よさそうにはしゃいでる姿も、少し眠そうにして休憩している姿も、私はカメラに収められない。
…だって、今年は絶対そんなジフンのそばに、あの可愛らしい彼女がいるはずだから。
大好きな人の大好きな笑顔が、別の誰かに向けられているところをカメラに撮るなんて絶対に無理…
「…体育祭休む」
SY『体育委員のくせに何言ってんの』
「………は、」
SY『俺とおまえ、体育委員だから』
「……えっ、え、いや、違う違う、絶対違う」
SY『Aが二日間連続で休んでた時にパパーッと決めたんだよ。そんで、俺と一緒の委員会にしてあげたわけ』
「はぁ！？無理無理！絶対やだ！なんであんたはそういう余計なことをっ…！！体育祭前に立て続けに体育委員の会議入るじゃん！絶対行かないからね！！！」
SY『あ、そうだ、その会議、今日の放課後あるからよろしく！俺、部活！』
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るる。 - この物語を読んでから、いつも以上にウジ君が頭から消えなくなりました。最高です。これからも、読ませていただきます! (2018年8月5日 12時) (
レス) id: 05d4b4e0c2 (このIDを非表示/違反報告)
ウジ(プロフ) - 待って待って…………ジアンちゃんめちゃんこムカつくーー！！でもこの物語に出てくるジフナが可愛いからこれからも見にきますね…← (2018年8月5日 1時) (レス) id: 3e4a028e58 (このIDを非表示/違反報告)
美織(プロフ) - 展開が面白すぎ…！！てかジアンちゃん聡明なふわふわかわいい系女子だと思ってたらだんだん悪女感でてて事案ですね。(( ほんとに面白いです！更新楽しみにしてます！！ (2018年8月4日 23時) (レス) id: 44de3c0285 (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - いつも楽しみにしてます！！！うじほんとに可愛すぎです、、 (2018年7月31日 13時) (レス) id: 020b3abba6 (このIDを非表示/違反報告)
りりこ(プロフ) - マジで面白いです！ 更新頑張ってください(w^ ^w) (2018年7月29日 15時) (レス) id: d9ed75bc35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いよ
| 作成日時：2018年7月17日 14時
