どっきゅん特急

6.プロポーズ ページ6

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付き合って3年になるわたしと佑亮



今日も、佑亮の家でゲームをしたり



お昼寝したり、いつも通りの日常を送っていた



そんな日々に終止符を打つ瞬間がやってきた



佑「ねぇA」



「なーに？」



佑「こっちきて」



にこっとしながら自分の隣をポンポンと叩く佑亮



「どうしたの？」



佑「あのね、僕たち付き合って3年じゃん？」



「うん」



佑「この3年ずっとAと一緒にいて、すごく楽しかったし、すごく幸せだった」



なにこれ、別れ話でもされるのかな…



佑「最初は付き合うの不安だったし、僕で彼氏が務まるのかなぁとか、ちゃんと幸せにできるのかなぁとか、不安だらけだった」



佑亮は情景を思い出しているのか


時々微笑んで話していた



佑「色んなことがあったよね。その中でAの色んなことを知って、僕のことも知ってもらって、一緒に泣いたり、笑ったり、いつのまにか、僕が幸せにするんじゃなくて、僕が幸せにしてもらってた」



嫌な予感が消えない…



ほんとに別れ話なんじゃないかと思わざるを得ない



佑「でもそのままじゃ嫌なんだ。今度は僕がちゃんとAを幸せにしたい。一緒に幸せになりたい。これからも一緒にいたい。ずっとずっと一緒にいたい。Aが背負ってる苦しみも過去も、僕が半分背負う。一生かけて幸せにする。僕にはAしかいないから」



佑「こんなに人を好きになったの初めてなんだ。離したくない、離しちゃダメなんだって思ったのも。こんなに素敵な女性もAだけだと思う。一生守るから。だから、、、僕と結婚してください」



そう言って、佑亮に指輪を渡された



衝撃の言葉に



わたしの目から溜めていた涙がこぼれた



佑「A…？」



「…はい」



佑「ほんとに？…いいの？」



「当たり前じゃん。。。ありがとう」



本格的に泣き出したわたしにつられ


佑亮も泣き始めた



ぎゅっと抱きしめてくる佑亮



佑「よかった、、、ありがとうA」



「こちらこそ。。」



佑「幸せになろうね」



「うん」



涙脆くて甘えん坊なわたしの彼は


ついに、旦那になりました



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