どっきゅん特急

. ページ20

.
.



祐「なにがあったの？ちゃんと話して？」




その言葉に気を許し、


全部話してしまおう。


楽になろう、と思った




祐基に今までのことを全て話した




「いじめられてた…ずっと、、、でも自分ではどうしようもできなかった___」




話していくうちにまた涙が出てきてしまう

下を向いて泣いていると



ぎゅっと祐基の体に包まれた




祐「辛かったね、、、なんでもっと早く言ってくれなかったの？」



「だって…祐基に迷惑かけたくなくて」




祐「迷惑なんかじゃないよ。Aがそんな苦しい思いしてる方がよっぽど嫌だよ。今まで気付いてあげられなくてごめん」




祐基の抱きしめる強さが強くなった




祐「もう1人で泣かないで。。。俺がいるから。俺がAを守るから」




その言葉に

今以上の涙が溢れ出た




祐「言っとくけど俺は遊びなんかじゃないよ。本気だよ？じゃなきゃ同棲なんかしないよ」




「祐基、、、」




祐「俺にはAしかいない。A以上の子なんていないよ。絶対離さないから」




抱きしめていた体を離して

向き合う形になった




祐「だからもう1人で泣かないでね。なんでも話して。全部受け止めるから」




そう言いながら、祐基の手が私の頭を撫でる




「ありがとう…」




私がそう言葉を放った次の瞬間

チュッとキスをしてきた祐基




祐「んふふ、じゃあご飯にしよっか？一緒に作ろ！」




この一件から、

私は負けないと決意した


いじめも、無視できるようになり、

その結果、いじめは途絶えた




.
.



今回、リクエストの作品でした！


『いじめに遭っている夢主の変化に気付いたユーキが、本人を慰める』というテーマでした


今回も楽しく妄想させていただきましたので

作品でそれが上手く表現できていたら嬉しいです！


リクエストありがとうございました！


まだまだリクエストお待ちしております！！

6.家族の幸せ→←5.頼れる彼氏

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す