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♯乱歩さんに束縛されてみた ページ8

Aside《探偵社員設定》

 

今日、太宰さんと国木田さんと飲みに行ってきた。

こう言った事は久しぶりだったので、凄く楽しかった。

「只今。」

 
深夜0時。

 
かなり遅くなってしまったが、一人暮らしなので問題は無い。

 

「やぁ!A。」

 
「え?乱歩さん?」

 

飲みすぎたせいか、足元は覚束無い。

何故か、私の部屋に乱歩さんがいた。

 
何で、いるのか。

 
「ねぇ、何で太宰たちと飲みに行ってきたの?」

 
壁に急に押し付けられ、そう問われた。

 
「えっ、えっと、友達、だからです。」

 

そう答えると、心底不快そうな顔をされた。

 

「Aは僕のものなのに勝手に他の男の処に行く何て……

もう我慢が出来ない。

僕だけの物にしないとね?」

 
そう言うと、手を強く引かれ、乱歩さんの部屋へと連れて行かれた。
 
 

何で。
 
 
怖くなった。

 

乱歩さんの部屋に着くと、奥の部屋に連れて行かれた。

 
其所には、手錠、足枷が壁についた部屋だった。

ゾッとする
 

急いで、逃げようとする。

 
「……何逃げようとしてるの?」

 

何時もの乱歩さんの声色とは思えない低い声で言われ、力ずくで乱歩さんの方に引き寄せられる。

「いやっ、止めて下さい、乱歩さんッ!!」

 
顔を引寄せられ、急に接吻をされた。

うるさい、とでも言うかのように。

 

「ッは、ンン、、ふぁあ、やめ、、」

 
呼吸が出来なくなり、息を吸おうと口を開けると舌を捩じ込まれ、口内を荒らされる。

 

涙が溢れて来た。

 

接吻が終わると、気が付けば手錠と足枷が嵌められていた。

 

「あのね、Aは僕だけの物なんだからね?

 

だから、こんなことするの。
 

Aが全部悪いんだから。


Aは僕だけの物ってわからせないと。」

 

私はもう、此処から逃れられない、そう思った。

 

「二度と放さないよ、A。

 

ずっと、ずーっと一緒にいようね?」

♯太宰さんの彼女が妊娠中に無理して倒れてみた。→←♯太宰さんを心中に誘ったら?



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(=^・^=) - 何されても私は芥川龍之介が好きです。 (2020年12月14日 14時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
(=^・^=) - ヤッパ太宰さんだけ自殺行為できて狡い。 (2020年11月12日 13時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
(=^・^=) - 福沢さん、強い…。 (2020年7月17日 14時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
(=^・^=) - 森さんにまで気を使わせたくは無かったのに。 (2020年7月17日 14時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
(=^・^=) - 永久に友達で居たかったのに…! (2020年7月17日 13時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:冷風ヨウ&ゆい x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年5月26日 19時

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