95 世界へ ページ45
ついに今日はライオコット島に行く日だ。
お金持ち。と不動くんに言われているが、私は海外に言ったことがない。
私の思う本当の金持ちの子供は海外に行くことなんて何もありがたみを思わないほど行き慣れたレベルのことだと思っているので、個人的にはまだセーフだと思っている。
そんな考えすらも彼は気にくわないだろうが・・・。
私は目金くんとこれから戦うであろう相手の下調べの情報交換をしていた。
「イナズマキャラバンを食べたっス！！」
イナズマジェットを見て壁山くんたちが盛り上がっている。
途中からののみさんがお弁当を持ってきてくれて、また場が盛り上がる。
雷門のメンバーと帝国のメンバーの一部は見送りに来てくれていた。
帝国のメンバーは空港入り口で、雷門のメンバーは、空港内でのお見送りだ。
「染岡くん。佐久間くん。僕たちの分まで暴れてきてね。」
こちらではここでメンバー交代になった吹雪くんとリュウジがいた。
「緑川。一緒に行きたかったな。」
「すまん。だが、やれるだけの事はやった。後悔はしていない。」
それに対し、いつからいたのか前の席にいた不動くんが鼻で笑った。
「ハッ！湿っぽいこった。これで最後ってわけでもねぇのによ。」
私と目金くんは後ろを向いた。
そして目金くんは不動くんの言葉に一言付け足す。
「不動くんの言う通りですよ。
チームに合流すれば、試合に出る事は可能です。
世界大会でも、チームの入れ替えは認められていますからね。」
「そうなのか！？」
円堂くんは驚く。
「そうだよ！だから二人とも諦めないで！合流待ってるよ！」
それを聞いた円堂くんは二人の肩をポンと叩いた。
「よーし！吹雪！緑川！向こうで待ってるぜ！
世界と戦うためには、イナズマジャパン全員の力が必要だからな！」
「がんばろうね！緑川くん！もう一度、みんなと一緒にプレイするためにも・・・！」
「七転び八起き。諦めなければ必ず道は開ける・・・か。
よし！きっとみんなに追いつくから！」
「ああ！」
それを聞いたヒロトも嬉しそうだ。
「僕もこんな怪我、すぐに治してみせる！
Aちゃんも、待っててね！」
「うん！！もちろん！」
そしてついに私たちは出発の時間となった。
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あずきちょこ(プロフ) - 那縷々さん» コメント有難うございます。励みになります。 (2020年10月10日 12時) (
レス) id: 1615f8fdf9 (このIDを非表示/違反報告)
那縷々(プロフ) - 久々にイナイレの夢小説読んで、当時凄く熱中してた気持ちを思い出しました。他の方とは違い読みやすいのでスルスルと内容が入ってきます。応援してます、頑張ってください (2020年8月29日 22時) (レス) id: 4ebe363740 (このIDを非表示/違反報告)
夢蜂(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございます！！書いてると誤字になってしまうこともありますよね^ ^;あずきちょこ。様のペースで更新ゆるりと頑張ってください！ひっこり応援しております！！ (2020年8月26日 22時) (レス) id: 269f71c012 (このIDを非表示/違反報告)
あずきちょこ(プロフ) - 紅羽さん» 何度もお手間をかけてもらってすみません。今その漢字の変換が何故か出て来ないので調整中です。しばらくお待ちください！すみません。ご指摘ありがとうございます！！ (2020年8月15日 23時) (レス) id: 1615f8fdf9 (このIDを非表示/違反報告)
紅羽(プロフ) - 何度も申し訳ないのですが、とびたかの「とび」は鳥の鳶の方ではなく、飛ぶという漢字ですよ！気になってしまったので…重ね重ね申し訳ありませんm(_ _)m (2020年8月15日 23時) (レス) id: a3482aa509 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずきちょこ。 | 作成日時：2020年8月4日 11時
