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迷い、悩む私に佐久間くんは笑顔でこう言った。
「お前にはトレーナーになれる才能がある。そう総帥が思ったのさ。
信じてやってみろよ。」
「うん・・・。」
完全に納得していない私の様子を見て、佐久間くんは続けた。
「俺もA・・・。お前には才能があると思う。
特に俺は精神面でお前の声掛けが支えになっていたりするんだぜ・・・？
それに、サッカーを知らないのならこれから知っていけば良い。
だから自信を持て！」
佐久間くんは柔らかな笑顔で優しく私の肩を持った。
「(あれ、今佐久間くん、私の事名前で呼んだよな・・・？。)
・・・うん！・・・・・・うん！！ありがとう！
そう言う佐久間くんも、私の精神的な支えになってくれてるよね。
いつもありがとね。」
そう言って笑顔を作ると、佐久間くんも満足そうに微笑み、練習に戻った。
それから私は主に［コンディショニングトレーナー］としての技術を身に付けるべく学習を始めた。
総帥がくれた勉強道具の中には参考書や問題集だけでなく用語集・一問一答までもが揃えられていた。「私の学習スタイル、把握されすぎだろ・・・」と声を漏らしてしまうほどに私好みに作られたテキストで、
すごいを通り越して怖かった。
その完璧なテキストのおかげで私はほとんどの知識を頭に入れることができ、
１ヶ月が経ったとき、総帥から出題された事例にも難なく答えることができた。
「素晴らしい。
私の見込んだ通りだぞA。
基礎的な知識は完璧に近いな。
今後はより知識を付けつつ経験も積まねばならない。
明日からは鬼道と共に練習メニューを考えろ。いいな？」
そこから私の本格的な学生トレーナーとしての活動が始まった。
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あずきちょこ(プロフ) - ルルさん» ご指摘有難うございます！ご感想にも感謝です！有難う御座います。 (2020年7月4日 21時) (
レス) id: 1615f8fdf9 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - 凄い面白いです！後、鳶高と書いてありましたが、飛鷹だったかと… (2020年7月3日 18時) (レス) id: 221a90b765 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずきちょこ。 | 作成日時：2020年6月24日 3時
