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それからしばらくすると、円堂くんたちがぞろぞろと戻ってきた。
「どうだった？」私がそう聞くと、「追い返されたよ。命令が聞けない者はチームから離れてもらう、だとさ。」と鬼道くんが返した。
「そっか。それなら無理に練習は行けないね。」と言った。
そこから選手たちで会話がスタートしたため、私はモップを片付けに行くことにした。
そこで私は雑巾を置いてきた事に気付き、取りに戻ると、
まだ円堂くんたちが廊下で話している様子が伺えた。
「うるせえなあ。」
「不動。」
私が雑巾を拾い上げて下に戻ろうとして踵を返した時だった。
丁度彼も痺れを切らして部屋から出て来たのだ。
「たった二日、練習が出来ねぇくらいで自信を失くしちまうんなら、代表を辞退するんだな。」
この言葉が決め手になり、みんなそれぞれの個室へと戻って行った。
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「・・・っていう感じだったよ」
と掃除中に起こったことを
昼食の準備をしながら春菜・秋ちゃん・冬花ちゃんに話した。
(もちろん面倒ごとにならない様、不動くんと二人で話したことは省いたが。)
「みんな練習できなくて辛いのね・・・」
「その代わりと言っては何ですが、情報を集めてきたので食後に話して元気になってもらいましょう！」
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昼食の時間になるとみんな食堂に集まってきた。
「はぁ・・練習したい・・・。」
円堂くんは珍しく元気がない。
この子はもし１ヶ月間サッカーできなかったら
干からびてしまうのではないかと思う。
みんなは食欲が沸かないまま食べ始めた。
食事を終え、話し出すメンバーが出てきた頃に飛鷹くんも食べ終わった。
彼は風丸くんや円堂くんに引き止められるが、早々に個室に帰った。
その様子を見て不安がる・不審がるメンバーは多かった
食器を片付けていた私は手を止め、「飛鷹くんとコミュニケーションとっておく」とメモした。
するとドタドタと走る音が聞こえ、
目金くんが息を切らして入ってきた。
「ビッグウェイブスの情報を入手しました！」
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あずきちょこ(プロフ) - ルルさん» ご指摘有難うございます！ご感想にも感謝です！有難う御座います。 (2020年7月4日 21時) (
レス) id: 1615f8fdf9 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - 凄い面白いです！後、鳶高と書いてありましたが、飛鷹だったかと… (2020年7月3日 18時) (レス) id: 221a90b765 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずきちょこ。 | 作成日時：2020年6月24日 3時
