33 合宿開始 ページ33
「円堂くんに母ちゃんって言われた・・・・」
秋ちゃんが頭を抱えて厨房にきた。
「ああ、それであの大きな声・・・ふふっなんか微笑ましいね。」
合宿初日のハイライトは私の中ではこれだろうなと思い、また笑った。
その後みんなの朝食が終わり、片付けを済ませて外に出る。
練習前の準備運動をしているところだった。
秋ちゃんとはるちゃんのところに行くと、虎丸がいないという話になっていたみたいだ。
「円堂さアーーーん！」
「虎丸！」
噂をすればなんとやら。虎丸が来た。
「おh、おはようございますッ！」
息を切らして挨拶をする彼に、リュウジくんは学校に留まることを彼に勧めた。
しかし虎丸が家でないと眠れない。そういった時言ったとき、
「大方、ママに子守唄でも歌ってもらってんじゃねえのか？」
と不動くんが嘲笑した。
「アイツ・・・・・気にすんな！あんなの言わせておけば良いんだよ。」
「なんであんなヤツ、代表に選ばれたんだろうな。」
綱海くんが慰め、風丸くんがぼやく。
私としてもやれやれという感じだ。
そんなこんなしているうちに監督が来て
冬花ちゃんがマネージャーをするという件、そして今のままでは世界に通用しないということを言った。
「お前たちは、私のいう通り実行することだけを考えていればいい。」
「(久遠監督、行動派だもんなぁ。
そういう点では不動くんとかに似てるよね。初手嫌われムーブが・・・。)」
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練習が開始し、みんなの様子を見ているときにぼんやりとそのことを考えていると、監督に呼ばれ、我に返る。
「はい。」と返事をして監督の方へ行くと、
「お前は私が指示したとき以外はマネージャーの仕事をしろ、良いな。」と言われた。
予測していた事だったので「わかりました。」と短く答えて頭を下げた。
その間にボールはヒロトくんのところに繋がり、流星ブレードを放ち
それを円堂くんが正義の鉄拳で止めたところだった。
「みんな調子良さそうですね！」
はるなちゃんが言う。
しかし監督の表情はい未だに厳しいままだ。
選手のどの点が問題なのか、私はアニメを見たためわかるが、
これを瞬時に見て判断している監督はやはり本当に凄い人だと思った。
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あずきちょこ(プロフ) - ルルさん» ご指摘有難うございます！ご感想にも感謝です！有難う御座います。 (2020年7月4日 21時) (
レス) id: 1615f8fdf9 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - 凄い面白いです！後、鳶高と書いてありましたが、飛鷹だったかと… (2020年7月3日 18時) (レス) id: 221a90b765 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずきちょこ。 | 作成日時：2020年6月24日 3時
