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「Aは部活とか決めてるのか？」
近くのショッピングモールのフードコートでアイスを食べている時、源田くんにそう尋ねられた。
「辺見や寺門もなんだが、俺たちはサッカー部なんだ。」
佐久間くんはそう言うとチョコチップミントのアイスをかじった。
「ん〜・・・。決めてないの。興味あることも特に無いし・・・あ、二人のことは興味有るかな。
うん、そんな感じなの。」
「・・・っおいおいA。その言い方は誤解を生むぞ・・・！？」
苦笑する源田くんにそう突っ込まれた。
佐久間くんはその隣でアイスに刺さったウエハースを落としている。
「佐久間くん何暴れてるの？？？」
「あっ暴れてはいない！！」
かわいいなあと思いながらニヤニヤと佐久間くんを見る。
今は歴とした中学生だが精神年齢は前世の私が死んだ時と余り変わらないみたいで、
同じ年の友人であっても相応の感覚ではなかなか見れないでいる。
「サッカー部かあ。私も男の子だったらなあ。今からでもサッカー始めようって思えたのかもしれないけど・・・。帝国はマネージャーも男子しかダメなんでしょ？」
「ああ、確か伝統とかでそうらしいな。」
源田くんはアイスを食べ終えるとそう答えた。
「・・・見学くらいなら良いんじゃ無いか・・・？」
佐久間くんのその一言で私は明日サッカー部の見学に行く事になった。
５ 見学→←３ ［第1章］ 雷門中サッカー部が復活する日まで
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あずきちょこ(プロフ) - ルルさん» ご指摘有難うございます！ご感想にも感謝です！有難う御座います。 (2020年7月4日 21時) (
レス) id: 1615f8fdf9 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - 凄い面白いです！後、鳶高と書いてありましたが、飛鷹だったかと… (2020年7月3日 18時) (レス) id: 221a90b765 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずきちょこ。 | 作成日時：2020年6月24日 3時
