28 小話�� ページ28
帝国の練習しているBチームの休憩時間＿＿＿＿
「みんなお疲れ〜。」
ベンチ付近にメンバーがぞろぞろと集まってくる。
「私印のスペシャルなレモネードとチョコバナナシャーベットだよ〜
欲しい人どうぞ〜」
みんなから歓声が上がる。
「有難うA」
鬼道くんが一番に言ってくれた。
「Aうまいよ！」と風丸くん。
「Aさん！これ最っ高だよ！」とリュウジくんも言ってくれた。
それに続いて他のメンバーも口々に言う。
「ホント？そのシャーベットのチョコ味は実はプロテインなの。
私のお気に入りの美味しいプロテインでね、チョコ苦手な私でもいけるから、
運動後すぐでも辛くない甘さで抑えられていいかなって試してみたの！
美味しかったのなら良かった！」
そこから風丸くんと会話が弾み、プロテインを分けてあげる事になった。
それを聞いていたのか、
「おいおい、Aチャンよォ、贔屓はいけないぜ贔屓は。
選手には平等に目をかけないとナァ。」
と不動くんが言ってきた。
「あ、不動くんも欲しかったらあげるよ？
あと、他にも欲しい人いたら１杯分ずつ配るから言ってね〜」
と言うと、「ほんじゃ、俺も！」とリュウジくんがいい出したのを筆頭に他数名の選手も名乗りを上げた。
ワイワイと騒がしくなる中、不動くんは舌打ちをして引き返していった。
「(あ、やっぱりそう言う意味ではなかったのね・・。何がご所望だったんだろう？)」
私は離れていく彼の背中を見送った。
この時
ふと先日夏美さんに呼ばれたことを思い出した。
『私はこれから留学に行くことになっているの。
あなたの選手のマネージメント力の凄さを知り、私から響木さんにお願いしたのよ。
あなたはあの鬼道くんも一目置いているみたいだから、私は安心して旅立てるわ。
来てくれてありがとう。そしてチームをよろしくね。』
「(夏美さん、泣いてたなぁ・・・・)」
明日はついに選考試合だ。
ここまでは原作と何も変わっていない。
変えてはいけない。それは明日からも同じ。
でも私が呼ばれたからには期待に応えなくてはいけない。
そんな矛盾したような想いに 私は悩んだ。
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あずきちょこ(プロフ) - ルルさん» ご指摘有難うございます！ご感想にも感謝です！有難う御座います。 (2020年7月4日 21時) (
レス) id: 1615f8fdf9 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - 凄い面白いです！後、鳶高と書いてありましたが、飛鷹だったかと… (2020年7月3日 18時) (レス) id: 221a90b765 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずきちょこ。 | 作成日時：2020年6月24日 3時
