18 怒り ページ18
「貴様っ！！！！！」
源田くんが声を荒げると、そんな彼の肩を掴み不動くんは言った。
「そうだよ怒れ！もっと怒るんだ！怒れよ！！！！
お前らズタボロにやられたんだぜ！？悔しいだろ！？」
その言葉に2人は顔を背けた。
「その悔しさを胸に刻め！血が逆流する程に！！そうすれば、お前らは強くなる！」
不動くんはそう言うと、源田くんの手を強引に掴み、
自分の胸に当てさせた。
「感じるか！？俺の鼓動。俺の熱い血の叫びを！
強くなりたい・・・。もっと・・・・もっと・・・・・・・もっと！！！！」
「お前たちの胸にも同じ血が流れているはずだ。もっと強く、
この世の誰よりも強くなりたいと思っている！！！」
その言葉と同時に、紫色の怪しい光が辺りを包む。
「あの鬼道よりも！強くなるためならなんでもする・・・・・・・。
悪魔に魂を売ってもいい・・・
だろ？！・・・・・
だろォ！？」
その怪しい光が落ち着いた後に佐久間くんは言った。
「A・・・・・いや、A。
お前は俺たちを見捨てずに、ついてきてくれるよな？」
有無をいわせぬ気迫を感じるのに、どうしてか彼はとても寂しそうな顔をしていた。
「そんな悲しい顔されたら、みんなに激甘な私がついていかないわけないよね・・・・。」
そう言うと彼は満足げに笑った。
こうして彼ら含め私は真・帝国学園に行くことを決めた。
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あずきちょこ(プロフ) - ルルさん» ご指摘有難うございます！ご感想にも感謝です！有難う御座います。 (2020年7月4日 21時) (
レス) id: 1615f8fdf9 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - 凄い面白いです！後、鳶高と書いてありましたが、飛鷹だったかと… (2020年7月3日 18時) (レス) id: 221a90b765 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずきちょこ。 | 作成日時：2020年6月24日 3時
