with drinking buddy [飲み仲間と。] ページ4
「*」はオリジナルのモブキャラです
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立ち上がれないAを見兼ねたヒナタとヒカゲは屋根から降りてきて、手を貸してくれた。
腰が抜けたのか、能力や体力、精神力共に使いすぎたのか、それとも両方なのかは分からないが、とりあえず足に力が入りにくく、歩く時には足がガタガタと震える。
途中から紺炉にも手伝ってもらい、アイシングをしてもらった。
『紺炉さん、本当に済みません。こんなことをさせてしまって。』
そう伝えると「構わねえ。女には優しくするもんだろ。」と返事が来て、惚れるかと思った。というか惚れたよね。
いや、これは冗談ですよ。
そんなこんなでアイシングをしてもらい、一応湿布を貼って、しっかりお昼ご飯を食べた。
今は朝から頼まれていた書類整理のお手伝いをしに来ているが、
30分以上経った今でも少しふらつく。
「A、若によっぽど厳しい稽古を付けてもらったと見える。大丈夫か?無理は禁物だぞ。」
と同い年の飲み仲間(昨日付だが)である *咲衛門 に言われた。
浅草の人たちは短期な荒くればかりと他所では言われているが、優しく、気遣いのできる方が多いと思う。
“住めば都”なのかもしれないが。
『ありがとう咲ちゃん。厳しいのも仕方ないよ。こんなに弱くちゃやっていけないもん。』
「でも、第一ではやっていけてたんだろ?」
2人とも書類を整理しながら話し続ける。
『それは、向こうの中隊長さんの力が大きかっただけだよ。私がヘマしてもフォローが完璧だったから。』
「なるほどね。あの例のキザ中隊長ね。」
『え、私咲ちゃんにその話したっけ。』
「お前酔って忘れたか?」
『あ。』
確かに言った事を思い出した。
普段は酔っている自分を客観的に見て、出来るだけ冷静に行動しようと思っているが、昨日の自分はは中々適当だった気がする。
2人で笑い合っていると、ヒカゲとヒナタがやってきた。
「飯だぞー!」
ぴょこぴょこと跳びながらやってくる2人。
「2人とも行くぞ!」
ヒカゲが言うと、咲衛門がお礼を言う。
「もうそんな時間か!ありがとうなヒカ、ヒナ!」
今日の晩ご飯はヒカとヒナと咲衛門と食べることになった。
call me [お呼び出し]→←after training [稽古の末に。]
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あずきちょこ(プロフ) - 酒豪さん» 感想ありがとうございます!!とっても嬉しいです!更新頑張りますね! (7月9日 2時) (レス) id: ff52b3536b (このIDを非表示/違反報告)
酒豪(プロフ) - めっちゃ好きです、これからの夢主ちゃんどうなっちゃうの〜!?っと少しハラハラしながら読ませてもらいました、タグに烈火星宮が入っている事に少し嬉しい気持ちがありますw。更新いつでも待ってます (6月25日 20時) (レス) id: 01c68d778a (このIDを非表示/違反報告)
あずきちょこ(プロフ) - 甘音さん» ありがとうございます!! (2019年11月9日 9時) (レス) id: 29b9929f0a (このIDを非表示/違反報告)
甘音(プロフ) - あずきちょこさん» ヒャーー!これでよろしければ!ありがとうございます! (2019年11月9日 4時) (レス) id: 615968db43 (このIDを非表示/違反報告)
あずきちょこ(プロフ) - 甘音さん» こちらの小説に載せさせて頂くことはできませんか?無理を強いるつもりはございません!もし宜しければよろしくお願い致します!とっても気に入りました!! (2019年11月9日 2時) (レス) id: 29b9929f0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あずきちょこ。 | 作成日時:2019年10月22日 0時