[真実と疑問] ページ30
「烈火さんは本当に亡くなられたんですか?』
その問いに対してカリムは「ああ」と短く答えた。
少し沈黙が訪れた後、彼はこれまでの事と第八とこれから協力していくと言う旨を話してくれた。
「なるほど。それでこの間大隊長会議が行われたという事ですね。」
「ああ。そうだ。」
「ああ、そういえば新門大隊長がクソガキが小馬鹿にしてきたとか言ってましたね・・・・。
大方森羅くんってとこでしょうか??」
その問いに対してカリムは軽く頷いた。
「そういえばこの間森羅くんから連絡が来ました。」
「要件はなんだったんだ?」
「聞きたいことがあるそうで、明日電話することになっています。」
そう言うとカリムは「へえ・・・」といい、彼女から顔を背けた。
その後Aはカリムと別れ、第八の拠点へと向かった。
彼女は電車に乗り込んだ。
こんなにバタバタしているが、選択の時が近づいている。
明日でちょうど出勤日が1ヶ月になるのだ。
こちらの都合で途中退社させてもらったりしたせいでこんなに時間がかかってしまった。
第1か、第7か。
どちらに入隊するか、決めねばならない。
そう思いながらAは電車に揺られていた。
158人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あずきちょこ(プロフ) - 酒豪さん» 感想ありがとうございます!!とっても嬉しいです!更新頑張りますね! (7月9日 2時) (レス) id: ff52b3536b (このIDを非表示/違反報告)
酒豪(プロフ) - めっちゃ好きです、これからの夢主ちゃんどうなっちゃうの〜!?っと少しハラハラしながら読ませてもらいました、タグに烈火星宮が入っている事に少し嬉しい気持ちがありますw。更新いつでも待ってます (6月25日 20時) (レス) id: 01c68d778a (このIDを非表示/違反報告)
あずきちょこ(プロフ) - 甘音さん» ありがとうございます!! (2019年11月9日 9時) (レス) id: 29b9929f0a (このIDを非表示/違反報告)
甘音(プロフ) - あずきちょこさん» ヒャーー!これでよろしければ!ありがとうございます! (2019年11月9日 4時) (レス) id: 615968db43 (このIDを非表示/違反報告)
あずきちょこ(プロフ) - 甘音さん» こちらの小説に載せさせて頂くことはできませんか?無理を強いるつもりはございません!もし宜しければよろしくお願い致します!とっても気に入りました!! (2019年11月9日 2時) (レス) id: 29b9929f0a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あずきちょこ。 | 作成日時:2019年10月22日 0時