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cute twins[微笑ましい] ページ17

気がつくと朝だった。



ヒカゲとヒナタは隣には居らず、もう起きたのだと察した。

きちんと布団も畳んで積まれており、Aは2人の事をやはり何だかんだとてもいい子だと思った。


Aは自分の布団を綺麗にたたみ、2人の布団の隣に置いた。

着替えて、髪を整え、これから化粧をしようというところでヒカゲとヒナタがやってきた。


「Aー!」

「ご飯食べるぞー!」


ばん!と言って登場してくる2人に
『おはよ〜』と声をかけると、「おはよー」と返ってきた。


2人を気にせず化粧をしていると、Aは
ヒカゲとヒナタは興味深々な様子で自分をじっと見つめている事に気がついた。



『…2人もお化粧してみる?』


「…」

しばらくAの目をじっとみつめ、2人は顔を見合わせてから深く頷いた。


Aはいつも通りにさっさと化粧を済ませると、
2人に化粧を施した。


『やっぱり肌綺麗だね。お餅みたいだし。』


2人のほっぺを優しく撫でてぷにぷにすると、心地良さそうに笑って「これ塗ってくれ!」と赤煉瓦のような色をメインとしたブラウンのアイシャドウパレットを渡してきた。



薄いブラウンをアイホールに乗せてから目尻に赤煉瓦のようなカラーを載せると和服によく似合うメイクになった。


仕上げに涙袋に細かいラメのアイシャドウを乗せた。



できたよ。と言うとヒカゲが私の口元を指差し、ヒナタが自分の口を指差して「同じのつけたい!」と言ったため、同じものをつけてから手鏡を渡すと大層喜んで「行ってくる!」「Aも来いよ!」と走って行った。




若に見せに行くのだろうか、と思い微笑んだAはふと夢のことを思い出し、大まかな内容をノートに書いてから2人を追いかけた。

daily[慣れつつある日々]→←dream [夢]



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あずきちょこ(プロフ) - 酒豪さん» 感想ありがとうございます!!とっても嬉しいです!更新頑張りますね! (7月9日 2時) (レス) id: ff52b3536b (このIDを非表示/違反報告)
酒豪(プロフ) - めっちゃ好きです、これからの夢主ちゃんどうなっちゃうの〜!?っと少しハラハラしながら読ませてもらいました、タグに烈火星宮が入っている事に少し嬉しい気持ちがありますw。更新いつでも待ってます (6月25日 20時) (レス) id: 01c68d778a (このIDを非表示/違反報告)
あずきちょこ(プロフ) - 甘音さん» ありがとうございます!! (2019年11月9日 9時) (レス) id: 29b9929f0a (このIDを非表示/違反報告)
甘音(プロフ) - あずきちょこさん» ヒャーー!これでよろしければ!ありがとうございます! (2019年11月9日 4時) (レス) id: 615968db43 (このIDを非表示/違反報告)
あずきちょこ(プロフ) - 甘音さん» こちらの小説に載せさせて頂くことはできませんか?無理を強いるつもりはございません!もし宜しければよろしくお願い致します!とっても気に入りました!! (2019年11月9日 2時) (レス) id: 29b9929f0a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あずきちょこ。 | 作成日時:2019年10月22日 0時

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