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ki side
俺は、今日わざわざ学校に来た。
その訳は、
あるものを受け取ってもらうため。
ki｢…先生、持ってきました。｣
ニノ先生が、その紙を見つめた。
沈黙が流れる。
二宮｢……うん、いいよ。｣
ki｢…えっ、？…｣
二宮｢まぁ、今年の大会の結果にもよるけど、｣
ki｢もちろんです！今年こそは、決勝、いやっ、
全国制覇です！
…あの、でも、どうして、｣
二宮｢…あぁ、
…良い友達を持ったんだね。
感謝しなよ。｣
ki｢……友達？
あの、ありがとうございます！｣
二宮｢はいよ｣
俺は、職員室を出た。
きっと、その人のおかげなんだ。
今日は、部活やってるかも、
俺は、校庭に飛び出した。
俺に気づくと、
抜け出してこっちに駆け寄ってきた。
y｢…どうしたの？みっちゃん。｣
ki｢…受け取ってくれた。｣
y｢そう、それは良かったね。｣
自分は何もしてないって感じの返事が帰ってきた。
ねぇ、わたが、
ニノ先生に頼んでくれたんだよね？
ki｢ねぇ、ニノ先生になんか言った？｣
y｢…ん？別に〜｣
ほら、そうやって、また知らないフリする。
ki｢…そっか。｣
俺が立ち去ろうとすると、
腕を掴まれた。
y｢…ねぇ、ミツ。
実はさ、ミツの秘密も知ってるんだ。
本当は頼って欲しいけどさ、
みっちゃんにはそれが無理って事も知ってる。
でも、これだけは知ってて欲しくて、
これからもずっと近くに、俺がいるからさ。｣
どうして俺は今まで気づかなかったんだろう。
いつから支えられてたんだろう。
ki｢…わたっ、…ありがとう。｣
y｢…ん。｣
渉が俺の頭を撫でた。
ki｢今日わたの家行ってもいい？｣
y｢いいよ。｣
ki｢ふふ笑、じゃあ、待ってる。｣
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animal(プロフ) - 藤北ラブさん» コメントありがとうございます(●´▽`●) (2020年10月2日 23時) (
レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
藤北ラブ(プロフ) - 続きが気になります！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年10月1日 1時) (レス) id: 2f93b320f2 (このIDを非表示/違反報告)
animal(プロフ) - なすさん» コメントありがとうございます！(●´▽`●) (2020年6月5日 18時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
なす - 千賀くんが報われますように…。更新頑張って下さい！ (2020年6月5日 11時) (レス) id: 597fe44510 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：animal | 作成日時：2020年5月19日 14時
