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s side
北山先輩に腕を引かれ、連れてこられたのは、
保健室の前。
…え、サボりでここってまずくない？
でも、北山先輩は、なんの躊躇いもなしに
中に入った。
ki｢先生〜サボりにきた〜｣
大野｢…あら、久しぶりじゃない？｣
ki｢今日は、俺一人じゃないんで。｣
俺は恐る恐る北山先輩の後ろから顔を出した。
大野｢ふふっ、入っておいで。｣
大野先生は、温かく迎え入れてくれた。
俯いて、保健室に足を踏み入れると、
大野先生が俺の頭を優しく撫でた。
s｢…っ、…｣
大野｢宏光に泣かされでもした？｣
ki｢…ちょっ、ちげーよ笑
めそめそしてるから俺が連れてきたんだよ。｣
大野｢ははっ、そっかそっか。｣
どうして突き放さず、
優しく接してくれるんだろう。
サボりにきた。北山先輩はそう言ったのに。
大野｢ふふっ、笑 どうして？って思ってる？｣
ki｢サボりに来た は、
俺とおーの先生の合言葉みたいなもん！｣
大野｢そうそう。宏光は、辛いときに辛いって言えないからねぇ〜。｣
ki｢んなっ、！｣
大野先生が北山先輩の頭をわしゃわしゃ〜ってした。
大野｢紅茶入れてやって？｣
ki｢はーい｣
北山先輩は、大野先生に心開いてるような
そんな感じが伝わってきた。
大野｢ここ座りな。｣
s｢…あ、はい。｣
ソファに腰を下ろした。
大野｢千賀くん、ここはいつ来てもいいからね。
体調悪い時とか、怪我した時、
それに、心が疲れちゃった時もね。｣
ki｢はいどーぞ。｣
北山先輩が紅茶を持ってきてくれた。
s｢あ、ありがとうございますっ｣
紅茶は、暖かくて、甘かった。
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animal(プロフ) - 藤北ラブさん» コメントありがとうございます(●´▽`●) (2020年10月2日 23時) (
レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
藤北ラブ(プロフ) - 続きが気になります！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年10月1日 1時) (レス) id: 2f93b320f2 (このIDを非表示/違反報告)
animal(プロフ) - なすさん» コメントありがとうございます！(●´▽`●) (2020年6月5日 18時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
なす - 千賀くんが報われますように…。更新頑張って下さい！ (2020年6月5日 11時) (レス) id: 597fe44510 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：animal | 作成日時：2020年5月19日 14時
