SevenWishes 3

f side ページ42

f｢…っ、…わたっ、！｣



熱すぎる、すごい熱だ。









t｢…どうしたのっ、？！｣

m｢…わたっ、…｣

裕太と俊哉が来てくれた。




f｢…さっき、倒れたんだ、｣






f｢2人とも、渉の事頼む。

ここの指揮は俺がとるから、｣



t｢うん、了解!!｣


俊哉が渉の事を抱き抱え、
2人は診察室に向かっていった。










f｢…ふぅ…｣
自分がしっかりしなきゃな、
心を落ち着かせる。


コールが鳴った。

ki『あと一人受け入れ可能？
応急処置はこっちで済ませた。』


f『、、えっと、1人、
うん、大丈夫！』


ki『…あれ？…渉は？』


f『…あぁ、さっき倒れちゃって、、』


ki『えっ、？
…大丈夫か？？』


f『…うん、』


ki『現場落ち着いたら、
俺らもすぐ戻っから。』


f『うん、』





t side


俊哉が渉の事を抱き抱えてくれて、


俺の診察室に連れてきた。




t｢先、熱測るね、｣


渉の耳に体温計を入れると、

目を覚ましてしまった。


y｢…っ、んん、やぁ、…｣


m｢大丈夫だよ〜｣








ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ…
わぁ、高い。39度近くもある。







t｢もしもしするね〜｣



y｢……やっ、！｣


聴診器を持って近づくと、
渉に振り払われた。



t｢わた、もしもしだよ。
痛くないよ、｣



y｢…んぅ、やぁっ、…｣





m｢わた、いやいやしてたら、
ずっとしんどいままだよ。

裕太にみてもらおう。｣


y｢…っ、……っ、やぁ…｣







m｢裕太、抑えてるから。｣


俊哉は、渉の服の裾をちょっと捲って、
抑えた。


y｢…あっ、…やぁ、…っ、……｣


渉はポロポロと涙を零した。






t｢すぐ終わるからね〜｣


俺は、聴診器を滑り込ませ、
音を聞いていった。


y｢……ん〜っ、……やぁ、……｣






t｢わた、深呼吸だよ〜｣


y｢……ん、……っ、……｣





m｢わた、一緒にやろう
すー、はー、…｣


y｢……っ、すー、……はぁー、、｣





t｢ん、じょーずだよ、


…終わりね。｣





辛そうだな、
早く楽にさせてあげたい。





t｢…俊哉、冷えピタ貼ってあげて｣

m｢ん、りょーかい｣



俺は、点滴を用意しに行った。

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