検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:32,502 hit

s side ページ47

俺は、廊下に飛び出してからも、


すれ違うスタッフさんとかも、疑っているような目で見てるような気がして、


誰とも目を合わせないように、ただひたすらどこに行くわけでもなく、早足で歩いた。



だから、気づかなかったんだ。大好きな先輩とすれ違ったことも。




櫻井side
今日は、ニュース番組のための打ち合わせをしていたんだ。



なんか、飲みもんでも買おうと思って、廊下を歩いてた。



あれ?前から歩いてきてるの、千賀だ。



飯でも誘おうと思ってたし。


ちょうどいいな。


櫻井「...よっ、千賀!」



でも、あいつは俺の前を通り過ぎて行った。



あれ?聞こえてなかったかな?



...まぁ、いっか。



t side

楽屋を飛び出してから、ただひたすら歩いて、



奥の方のベンチに座った。



?「...あれ〜?玉森くんだぁ。」


顔をあげると、そこには、小林さんが立っていた



小林さんは、俺の隣に座ってくる。



t「...あの、千賀のことほんとなんですか?」



小林「...玉森くんに謝らなきゃって思ってね。」



小林「...実はさ、千賀くんに振り付けお願いするようになってから、」


小林「千賀くんは俺と会う度、出てくるのはメンバーの悪口でさぁ...」


小林「...しまいには僕のこと殴ってきたり...」


小林「怖くなっちゃって、玉森くんのことも断りきれなかったんだ...ほんとごめんね。」

小林さんが俺のお腹に手を伸ばしてくる。

俺は、思わず振り払った。

t「...あ、いや。大丈夫です。」

t「...俺の実力不足なんで…」

小林「何言ってるの、そんなことないよ。」

小林「...千賀くんなんかより、君の方がずっとふさわしいよ。」



なぜか、涙が溢れてくる
t「...っ、...」


小林「俺は、玉森くんの味方だからね。」


小林さんは、俺の頭をポンっとして、去っていった。

s side→←s side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.9/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
71人がお気に入り
設定タグ:病系 , Kis-My-Ft2 , 千賀健永   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

brownanimal(プロフ) - REOさん» コメントありがとうございます!とても励みになります! (2019年1月21日 14時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
REO - とても感動しました。続きが気になります!連載お願いします! (2019年1月20日 21時) (レス) id: dec2c5a9df (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:brownanimal | 作成日時:2019年1月5日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。