澄み渡る空は

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ミツと一緒に楽屋に入る。

m｢お、ふたりともおかえり〜♪♪｣

ki｢おぅ。｣
s｢ただいま！｣

ki｢ほい。｣

f｢...ありがと｣

えぇぇ。ミツがジュース2本買ってたのってがやさんの分だったんだ...2本も飲むんだと思ってた←
やっぱりミツとがやさんってでき.....

y｢揃ったし、始める？｣

ki｢おぅ。そーだな！｣

打ち合わせが始まった。
今日は初打ち合わせだから。大まかなツアーの曲順とか演出とか、メンバーで意見を出し合う。

ki｢千賀はどー思う？｣

2｢.....せんが？｣

頭痛いなぁ...って我慢してたら、全然話が入ってこなかった。やばば。

s｢.....あ、ごめん。｣

ki｢いや、大丈夫だけども...｣

2｢もしかして、体調悪い？｣

隣にいる二力に心配かけちゃった...
s｢...んーん。｣

t｢頭痛いんでしょ？｣

えっ玉にバレてる？

t｢朝車ん中でもうなってたし。
風邪のひき始めってやつかもよ？｣

m｢玉さんもよく風邪ひいちゃうもんね〜｣

t｢うるさい！鼻！｣

m｢シュン...｣

2｢ちょっと寝てな。｣

二力が自分の膝をポンポンってしてくれる。

s｢...ん。寝てみる。｣

ほんとに辛かったから、ニカのお膝で寝させてもらうことにした。

ki｢この曲は、かっけぇからさ...｣
f｢ここでこの曲入れて...｣

いつも初打ち合わせ段階からみんな熱が入って、言い合いになっちゃったりするんだけど、今日は俺に気を使ってか、みんなちょっと声のボリュームを下げて、話し合ってくれてるみたい。
それに、二力がたまに俺の頭を撫でてくれて、すごく安心する。ねむれそう...。。

.....が、.....せんがっ。

s｢.....んん、あっ。ごめん寝てた、｣

2｢謝んなよ笑
よかった。寝れて。｣

s｢...ごめん、めっちゃ寝てたよね｣

2｢だから謝んなって笑 それより体調は？｣

s｢ちょっとはましになった。二力、ありがとう。｣

2｢よかったぁ...千賀もこの後ないでしょ？｣

s｢う(プルルルル...)
あ、でんわ。

s『...もしもし。』
小林『千賀さ〜ん。小林です。』
s『あ、小林さん！』
小林『振付の話したくて、また、リハ室来てもらってもいいかな？』
s『あ、はい。行きますね。』

2｢...だれ？｣

s｢今回の担当してくれる振付師さん。｣

2｢呼ばれたの？大丈夫？｣

s｢うん！体調も良くなったし。｣

2｢そか。無理すんなよ。｣

2 side
あの時、引き止めていれば────

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