s side ページ33
小林｢じゃぁ、最初っからね〜｣
曲がかかる。
ズキズキ...ズキズキ...
お腹の痛みを気にしないで踊ってみるけど、やっぱり痛い。
痛すぎる。
一生懸命踊るけど、どうしても遅れちゃう。
小林｢...千賀くん、遅れてるよ。｣
小林｢...んー。合わないなぁ。もう1回。｣
何回注意されただろうか。
俺のせいで、全然進まない。
みんな、何も言わないけど、イライラしてるんだろう。
｢はぁ...｣
たまに、誰かのため息が聞こえる。
小林｢...ん、ちょっと疲れたでしょ。休憩しようか。｣
そう言って、小林さんは出ていった。
俺は安心したのか、ちょっとフラッとしてしまった。
そしたら、近くにいた玉にぶつかってしまい、油断してた玉が床に倒れ込んだ。
────ﾄﾞﾝｯ...ﾊﾞﾀｯ
s｢...あ、ごめっ｣
m｢...たま！ 大丈夫？｣
宮っちが玉に駆け寄る。
t｢.....あぁ、大丈夫。大丈夫。｣
そう言って、玉は立ち上がろうとする。
t｢...うっ...いたっ...｣
でも、玉は立ち上がれなかった。
m｢...ちょっと、玉、足腫れちゃってるよ！｣
t｢...あはは笑 捻っちゃったみたい...｣
m｢...と、とりあえず冷やそう、｣
t｢...ごめん。みやた。｣
y｢...玉怪我しちゃってるし、また、今度に出来るか、小林さんに聞いてくるよ｣
そう言って横尾さんは出ていった。
f｢...玉、この後、映画の撮影じゃなかった？｣
t｢...んぁ〜、大丈夫だよ。大したことないし。｣
m｢ダメだよ！玉、無理しちゃ。｣
玉に怪我させちゃった...
ごめんなさい。って玉にちゃんと謝らなきゃ。
そう言おうと思った。
？｢はぁ...｣
誰かがこっちに来る。
ミツだ。
ki｢...あのさぁ、やる気ないなら、
もう来なくていいよ。...｣
そうだよね。
迷惑かけちゃってる。
ちゃんと謝らなきゃ。
あれ？どうしてだろう。声が出ない。
なんか、苦しい。
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brownanimal(プロフ) - REOさん» コメントありがとうございます！とても励みになります！ (2019年1月21日 14時) (
レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
REO - とても感動しました。続きが気になります！連載お願いします！ (2019年1月20日 21時) (レス) id: dec2c5a9df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：brownanimal | 作成日時：2019年1月5日 17時
