ki side ページ28
朝は、映画の撮影だった。
次は、打ち合わせだ。
今日は、ツアーを手伝ってくれるスタッフさん達も打ち合わせに加わる。
会議室へと向かう。
────ｶﾞﾁｬki｢おはようございます！｣
スタ｢おはようございます！｣
t｢あ、ミツ来た〜おはよ〜｣
myf2｢おはよう！｣
千賀以外、みんな来てた。
ki｢...千賀は？休み？｣2｢いや、来ると思う。｣
ki｢そか。｣
まぁ、5分前には来るだろう。そう思っていた。
────打ち合わせの時間になった。千賀が来ない。
2｢電話しても出ないんだよね。｣
どこで何をしてんだか。スタッフさんもいるし、待たせる訳にはいかない。
ki｢...すみません。千賀はまだ来てないのですが、打ち合わせ始めさせてもらいます！｣
────20分後
s｢遅れてすみません！｣
千賀が来た。申し訳なさそうに、空いてた俺の隣に座った。
何か理由があったとしても遅刻は遅刻だ。
ki｢...今、ココだから。｣雑に千賀に資料を渡す。
s｢...ん、ごめん。｣
m side
今日の打ち合わせ、せんちゃんが遅刻したんだ。
珍しいよね。
せんちゃん謝って入ったけども、やっぱり空気はピリついちゃってる。...
...ん？、...せんちゃんたまにお腹をさすってる
もしかして、お腹痛いとか？
だったら、正直に言った方が、って思うけど、
...無理だよね。
ピリピリしちゃってるし。お隣のミツはお怒りみたいだし。
2 side
千賀、なんで、電話に出れなかったんだ？
なんで、遅れたんだ？
俺が隣だったら、すぐに聞いてやりたい。
打ち合わせが終わったら、聞こう。
ki side
もうすぐ打ち合わせが終わる。
ki｢...千賀、終わったら一緒に謝りに行くぞ。｣千賀に耳打ちする
s｢...ん。｣
────ki｢これで打ち合わせ終わります。ありがとうございました！｣
ki｢千賀、行くぞ。｣s｢ん。｣
俺の後ろをとぼとぼ歩く千賀。何でそんなとぼとぼ歩いてんだよ。
スタッフさん帰っちまうだろーが。
ki｢はぁ...｣俺は、千賀の腕を引っ張ってぐいぐい歩いた。
s｢...いっ.......｣
────俺はこの時の、千賀の声に気づかなかった。
kis｢本当に申し訳ありませんでした！｣
スタ｢いえいえ、そんな、大丈夫ですよ｣
スタッフさん達は親切だった。
ki｢...なんで遅れたんだ？｣
s｢.....トイレ行ってた｣
ki｢もう二度とないようにな｣
s｢うん。｣
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brownanimal(プロフ) - REOさん» コメントありがとうございます！とても励みになります！ (2019年1月21日 14時) (
レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
REO - とても感動しました。続きが気になります！連載お願いします！ (2019年1月20日 21時) (レス) id: dec2c5a9df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：brownanimal | 作成日時：2019年1月5日 17時
