s side ページ27
────家に着いた。
もうニカのばか。
家の中に入ったら、我慢してた涙が溢れ出した。
でも、すぐに泣き止まなきゃ。
振り付け、やんなきゃ。
俺は、朝まで踊り続けた。────
プルルルル...
s『もしもし』
マネ『着きましたよ』
s「おはよ。」
車に乗った。今日は俺だけみたいだ。
気づいたら、眠ってた。
マネ「千賀さん。着きましたよ。」
着いたみたいだ。今日は、打ち合わせと新曲の振り入れだ。
結構、早く着いたみたいだ。打ち合わせまで30分はある。
俺は、楽屋へと向かった。
リハ室から誰か出てきた。
...小林さんだ
小林「千賀くん。昨日の電話。どうして出なかったのかな?...」
s「...あ、すみません。昨日は出掛けてて...」
小林「悪い子にはお仕置きをしなきゃね。」
俺はリハ室に連れていかれた。
────バァンッ!!
リハ室に入ると、投げ飛ばされた。
なんとか、バランスを保つ。
怖くてしょうがない。
鍵をかけて、小林さんがこっちにやってくる。
バン、バン、バン...
いきなり俺のお腹を殴られる。
s「...ヴッ.....ゲホッ.......ゴホッ...ヴ...ゲホッゴホッゴホッ...」
殴られ続けて、とても立ってはいられない。
小林「...おい、立てよ」
俺が立てないでいると、無理やり立たせて、壁に押し付けてきた。
バン、バン、バン、バン、バン、...
意識を失いそうだ。
どれくらい殴られ続けただろうか。
小林「...じゃ、また後でな。」
小林さんは出ていった。────
俺は、しばらく動けなかった。
やばい。打ち合わせが始まってる時間だ。
早く行かなきゃ。
殴られ続けたお腹に激痛が走る。
走るなんて無理だった。
歩くだけでも、ズキズキする...
それでも、なるべく早く会議室へと歩いた。
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brownanimal(プロフ) - REOさん» コメントありがとうございます!とても励みになります! (2019年1月21日 14時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
REO - とても感動しました。続きが気になります!連載お願いします! (2019年1月20日 21時) (レス) id: dec2c5a9df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:brownanimal | 作成日時:2019年1月5日 17時