s side ページ12
.....がっ、...せんが、...千賀!
s「...んん...おはよ」
2「どう?体調?」
s「だいぶ楽だよ。」
f「計ってみよーね。」s「...うん。」
2「...千賀。なんの曲振り付けるの?」
s「えっとね...FREEZEと...蜃気楼。」
...うわぁあ。2曲あったんだった。
2「FREEZEチョーカッコイイし、蜃気楼もめっちゃ好きなんだよね!俺もめちゃ聴いてみよう!」
「...困ったら、いつでも頼れよ。」
s「...うん。」
ピピピ...
f「37どー」「どーしますか?北山さん」
ki「...んー。ギリ合格!」s「ミツありがと!」
ki「ぜってぇー無理すんなよ。」
s「うん。」ミツが俺の頭にポンポンってしてくれた。
────撮影。
カメ「じゃあ、皆さんで並んでもらって、お願いします!」
all「はーい。」
カシャカシャ…
いつもは慣れてるのに、今日は照明が眩しく感じる
カメ「千賀さん!もうちょっと笑顔で!」
s「...はい。」
m「...せんちゃん大丈夫?」s「うん。大丈夫。」
隣の宮っちが気にかけてくれる。
カメ「おっけーでーす!次は個人でお願いします!」
個人の撮影は、1人1人違うとこで撮るみたい。
2「...千賀。いける?」
s「うん。」
2「無理すんなよ。
あ、今日は一緒に帰ろうな。待ってっから。」
s「うん。ありがとっ」
ほんとに今日は二力に救われっぱなしだ。
────俺はある個室に案内された。
ブルーの壁紙を背景にするみたい。
あれ?今日はカメラマンさん1人だけなのかな。
俺と同じくらいの若い人だった。
まぁ、珍しくもないか。
s「お願いします!」
カメ「じゃあ、まずキメる感じでお願いします!」
カシャカシャ…
カメ「次は笑顔ください!」
そんな感じで順調に進むかと思っていた────
コンコンッ
カメ「はーい。」
小林「...千賀くんいるかな?」
思わず、ビクッとしてしまった。
小林「撮影終わりそうかね?」
カメ「はい。もうすぐで終わりますよ。」
小林「...そうか。じゃあ、待ってる。」
俺の視界に入るとこで、煙草をふかして立っている。
体が震えてるような気がしたけど、我慢して、撮影に集中した。
カシャカシャ…
カメ「はい。おっけーでーす!」
カメ「これで終わりです!」
s「あ、ありがとうございました。」
カメ「じゃぁ、これで僕は失礼しますね。」
えぇ、帰っちゃうの...
小林「おぅ。お疲れー」
小林「...さてと」
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brownanimal(プロフ) - REOさん» コメントありがとうございます!とても励みになります! (2019年1月21日 14時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
REO - とても感動しました。続きが気になります!連載お願いします! (2019年1月20日 21時) (レス) id: dec2c5a9df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:brownanimal | 作成日時:2019年1月5日 17時