s side ページ48
ゆらゆら...と、揺れる感覚を感じて、
ふかふかな所に、優しく下ろされた。
s「.....んぅ...」
中居「...おぉ目覚めちゃったかぁ」
ぼやぼやとした視界がはっきりするまで
少し時間が、かかった。
s「...なかぃ...さん?...」
中居「うん。そうだよ」
意識がはっきりして。
あぁ...俺、また、迷惑かけちゃってる。
ベットから立ち上がろうとする。
でも、右足に激痛が走って、
よろけてしまった。
そんな俺の事を中居さんが、支えてくれた。
中居「...ったく、無理するなって。」
s「...だってっ、また、...めいわく」
中居「俺がいつそんなこと言った?」
中居「今は、何も考えなくていいから。」
俺をベットに座らせて、俺の目線になって
そう言ってくれた。
──────コンコン
二宮「色々持ってきました〜」
中居「おぅ、ありがとな」
色々持ってきた二宮くんと大野くんが入ってきて、
その後ろから翔くんも来た。
中居「よし、熱測ろっか。」
体温計を挟んで、
中居さんに後ろから抱きしめられた。
翔くんが、俺の目の前にやって来た。
櫻井「千賀、さっきはゴメンな」
s「...おこってる?...」
櫻井「ふふっ、怒ってないよ」
翔くんが俺の頭をわしゃわしゃとした。
┄ピピピ...
中居「何度だ?」櫻井「39度もあります」
大野「はい、翔くん」櫻井「ありがとう」
櫻井「ちょっと冷たいよ〜」
翔くんが冷えピタを貼ってくれた。
s「...んっ、...」
二宮「怪我の手当もしちゃいましょう」
s「いやっ、大丈夫、です...」
中居「はいはい、じっとして下さ〜い」
中居さんに抑えられちゃって、
二宮くんが包帯を優しく解いてくれる。
二宮「...これは、酷いなぁ。」
二宮「ちょっと消毒するね。」
s「...っ、...んんっ、...」
二宮「ごめんねぇ、痛いよねぇ」
ガーゼを当てて、包帯を巻いてくれた。
中居「あ、右足も見てやって」
二宮「...右足?ですか...」
大野くんがズボンの裾を捲った。
大野「ありゃ、...腫れちゃってるねぇ、」
s「...うぅ...いたっ...」
大野「捻っちゃったのかな?」
俺は、コクコクと、頷いた。
櫻井「無理するから...」大野「翔くんっ、」
櫻井「あ、...俺、雅紀達に湿布とかも買って欲しいって連絡してきます。」
中居「ん、よろしく」
翔くんが部屋から出て行った。
中居「横になろっか」
中居さんが寝かせてくれて、大野くんが毛布をかけてくれて。
中居さんが頭を撫でてくれて、俺は眠りについた。
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ys09260313(プロフ) - 千ちゃんが可哀想過ぎてめっちゃ泣きました(><) (2019年9月4日 18時) (レス) id: 2a893dbc07 (このIDを非表示/違反報告)
animal(プロフ) - ほんたさん» コメントありがとうございます!千賀くんカッコイイですよね。私も友達に誘われて行った初めてのライブから一目惚れです。とても励みになります!頑張ります^^* (2019年8月25日 21時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
ほんた(プロフ) - 最初は話について行くのに必死でした、でもどんどん読むにつれて最近爆イケでリアコになってしまった千賀さんが酷い目にあって助けてあげたい、傍に居てあげたいって思いました。とてもいい作品だと思います!設定も好きです!これからも楽しみにしています(^^) (2019年8月23日 2時) (レス) id: d2c8f34515 (このIDを非表示/違反報告)
ナス - めちゃくちゃ怖いですね(><;)千ちゃん負けないでって思いました!これからも応援しています! (2019年8月9日 3時) (レス) id: 597fe44510 (このIDを非表示/違反報告)
ニノ(プロフ) - 千ちゃんかわいそうですね(><)この作品見てると「千ちゃんを助けたい!」って思いますが、すごい設定に惹かれました!!これからも応援してます(^ ^) (2019年6月12日 21時) (レス) id: 8021708f77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:brownanimal | 作成日時:2019年1月31日 19時